カラスウリ
2016.9.15
ちょっと前に、電柱のところで、フウセンカズラとマルバルコウの「支持」の仕方の違いを書きました。
カラスウリの「つかまり方」は前にも何度か書いたと思いますが、上の写真のようなもの。
蔓をぐるぐると回して、つかまれるものがあれば先端を巻きつけます。
そのあとで、蔓はコイル状になって本体を引き寄せます。
ただ、植物体本体から出てきた部分と、先端で巻きついた部分は固定されますから、その間をコイルにするためには、途中で蒔く向きを逆にしないと、よじれが解消できません。この写真でも、蔓のコイルが途中で蒔く向きが反転しているのがわかります。
論理的必然を、見事にやってのける姿を初めて見た時は感動したなぁ。
以来、ちょくちょく、撮影し、ブログにも書いてきました。
ぜひ実物を観察してください。
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