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2016年9月12日 (月)

メダカ

0829_17medaka1 2016.8.29
妻がメダカに凝ってまして。
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いろいろ撮ってます。
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眼と脊髄が目立つなぁ。
脊椎動物の基本ですね。

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いずれ詳しくお話しようと思いつつさぼっているのですが、眼の発生というのは、中枢神経系の発生と深い関係にあります。
カタツムリの眼とヒトの眼の作りは裏返しの関係になっているのですが、これは発生過程から理解できるのです。そろそろ書かなくっちゃなぁ。

↓参考サイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B3%BB

発生の過程
発生の過程では、中枢神経系は、まず神経管と呼ばれる中空の管状構造として形成され、体の前後軸に沿ってのびる。この神経管は外胚葉性である。この管の壁は、神経細胞とグリア細胞のもとになる細胞、神経幹細胞で構成される。この細胞の分裂は、神経管の前部で他の部位よりも激しい。その結果、神経管の前部だけが膨れることになる。その膨れた部分が将来の脳であり、それ以外の部分が脊髄になる。神経管の内側の空洞は、成体になっても残され、脳の中の脳室、脊髄の中の脊髄中心管となる。

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%99%BA%E7%94%9F%E5%AD%A6

神経管と神経堤の形成
原腸形成の終了後、中胚葉の一部(原始結節に由来する部分)から脊索が分化する。さらに脊索の誘導によりこれを覆う外胚葉が肥厚し、スリッパ状の神経板を生ずる。神経板がしだいに原始線条のほうに伸びるとともに、側方縁は持ち上がって神経ヒダとなり、また押し下げられた中央域は神経溝となる。神経ヒダは徐々に正中線で接近し、やがて癒合して管状の構造を形成する。これを神経管と呼び、癒合が完了するまで、この管はそれぞれ前神経孔と後神経孔により外(羊膜腔)とつながっている。やがてこの二つの孔が閉じるとともに神経管の形成が完了し、中枢神経系は閉鎖した管状構造となる。 また、神経板の周囲を取り囲む隆起は神経堤と呼ばれるが、神経ヒダが癒合するとともに、神経堤の細胞も神経管の直上に集合し、続いて神経管の両側で腹側外方へと移動、遊走する。神経堤は頭尾軸に沿って発生運命が決まっており、これに従って、色素細胞,脊髄神経節,副腎髄質など様々な器官に分化するのである。すなわち神経堤は多分化能であり、その機構の解明が再生医療において重要な課題となっている。なお、神経堤の分化には中程度のBMP活性が必要であることが分かっている。

神経管の一部が横に伸び出して、眼を作ることになります。
この辺りをきちんと書きたいと思っています。

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