ハラビロカマキリ卵嚢
2016.9.12
アゲハ達の食料を調達に行った妻が発見。
これはハラビロカマキリの卵のうですね。
腹部の先端で、練るように作って、その中に卵が産んであります。
茎を包む部分はこんな具合になってます。
受精卵の可能性が高いと考えていますが、結果は来年わかります。
俗説に(オオ)カマキリは積雪量を予測して雪に埋もれない高さに卵を産む、というのがありますが。
それが本当なら、今冬は我が家は1階が雪に埋もれます。そういう高さにあったのですから。
↓お読みください。JT生命誌研究館の中です。
https://www.brh.co.jp/communication/labdiary/2009/post_000019.html
【カマキリは積雪量を予測していない】
思考のバイアス、というのかな。
雪が積もった中で枯れ木の林を歩いたら、カマキリの卵を見た。だから、カマキリは積雪より高いところに卵を産むのだ。
という推論でしょ。
雪の中に埋もれた卵はなかったのか、雪に埋もれた卵は本当に死滅してしまって孵化しないのか、そういうチェックを忘れて、「見たことがすべて」と考えてしまう傾向が私たちの中にあるのです。
そういう傾向をなくすことはとても難しい。でも、そういう傾向があることを自覚することはできる。
自分の思考回路を常にチェックしてください。
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