クモガタテントウ
2016.7.31
クルミの葉の上。
クモガタテントウの幼虫です。
肉眼で見ると、こんな模様があるとは思えません。接写パワーですね。
妻に肉眼観察で、これがクモガタテントウの幼虫で菌食だよ、と教えた後、部屋で写真を見せたら模様があるのでびっくりしていました。
8.2
かなりの数いるようです。ピンボケですが、模様があるようには見えませんでしょ。
肉眼的な感覚に近い画像です。
後姿。
8.4
これが成虫です。
この成虫の模様が「雲形」だということなのでしょう。
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/psyllobora-vigintimaculata.html
クモガタテントウ
北米原産の小型のテントウムシで,1984年に東京港付近で最初に見つかった帰化種です.現在では関西でも平地でふつうにみられる種類になっています.エノキ,セイタカアワダチソウなどのほか,フヨウでたくさん発生しているのが観察できます(山内周輔氏による).ウドンコ病菌を食べる食菌性のテントウムシのひとつです.
・・・
生態:白渋病やすす病をおこさせる子のう菌を食べている。エノキ、セイタカアワダチソウ,フヨウなど。成虫越冬.
私がこのクモガタテントウを知るようになってかなり経ちますが、どういうわけか、必ずクルミの葉の上でのみの観察です。他の場所で見たことがない。
キイロテントウなんかは同じ菌食ですが、いろんなところで見かけますのに。
どうしてかな。
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