ニチニチソウ
2016.7.30
葉が垂れています。
陽射しがきついです。気温はこの日30℃程度でしたから夏としては普通。
水を切らしたというわけではないので、陽射しがきつすぎて陽射しから逃げているのでしょう。
東京も「亜熱帯」化するんですかねぇ。植生も変化するのでしょう。
それは人間のせいだ。
進化生物学者の長谷川眞理子さんが、朝日新聞の(リレーオピニオン)というインタビュー記事でこんなことをおっしゃっていました。
(前略)
地球規模でみても、温暖化は生き物に大きな影響を与えつつあります。国連が2001~05年に行った「ミレニアム生態系評価」によると、北半球の99種の鳥やチョウ、高山植物の生息地は10年で平均して6・1キロ北に移動しました。122種の植物やチョウ、鳥、両生類が春に出てくる時期は、2・3日早まった。暑くなっても身体は急に変われず、逃げるしかない。
地球のあちこちで、こうした生息域の変化が起き、生物が絶滅の危機にある。水や物質の循環、そして生態系全体が変わったとき、いったいどうなるのか。実は生態学者にもわかっていません。しかも何万年もかけてできたシステムが100年、200年という時間で変わるかもしれない。いずれ安定するにしても、その過程で破壊的な変化が起きないか。それもわからない。
そんな地球の行く末に想像をめぐらせば、背筋がちょっとひんやり?
人類の未来って、あと1000年はないんじゃないか?そんな気がします。
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