2016年7月までの気温など(東京で)
気温
7月の出だしは暑くなりそうだなぁ、と思ったのですが、半ば過ぎからは「変調」。
私の平均の取り方で、平均値が平年値を下回ることは比較的少なくなっています、近年は。
ところが7月半ば過ぎからは最高気温も最低気温も平年値をした回ってしまいました。
特に最低気温が平年値を下回ることは珍しい。
8月に入って暑い日が続くようになりましたので、「冷夏」ということにはならないと思うのですが、確信は持てません。
太平洋高気圧の状態が変なのです。もうちょっと日本列島の真南に勢力を張るのが普通だと思うのですが、東に偏っている。
そのせいで、関東地方は雨も降りやすい。今後どうなっていくのか気になります。
平年差
平年からの差だけを取り出して均してみると、よくわかります。
こんなに平年より低くなっちゃって、いいのかよ、という気分ですね。
湿度
6月からず~っと70%のあたりを前後しているんですが。
例年とパターン違うような気もします。
日本の夏は高温多湿だ、とはいいますが多分、これは湿度は高めに推移しているのではないでしょうか。
参考のために、2015年1年分のグラフを並べます。
比較してみてください。
パターンが違う、という感覚を理解していただけると思います。
2015年気温
猛暑日が連続したのは、この年の「変調」です、例年パターンではありません。
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