スミダノハナビ
2016.6.2
この状態で「スミダノハナビ開花」と宣言してもいいかな。
花火が弾けるような白い装飾花はすでに開いてきていて、「墨田の花火大会が始まったみたいだ」とは言ってきたのですが。
↓気象庁が行っている「生物季節観測」の中の「あじさいの開花日」の定義を引用します。
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/ajisai2010.pdf
あじさいの開花日
あじさいは梅雨の頃、変色する装飾花が集まって 半球または球状に開きます。真の花(両性花)が径7㎜ほどで、装飾花の柄が集まった中心で開きます。あじさいの開花日とは、標本木でこの真の花が2~3輪咲いた状態となった最初の日をいいます。・・・
で、この意味あいで、我が家のスミダノハナビの開花宣言をしてみたという次第です。
6.3
ベランダから見おろした庭のスミダノハナビ。花火が弾けてますね。
外のアジサイのアップ。
咲いています。
下は私の5年前の記事です↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-043e.html
2011年6月13日 (月)「ガクアジサイ」
ここで、陳舜臣さんの「六甲随筆」からの引用をしています。
[六甲随筆]紫陽花 名付け親は白居易:陳舜臣(朝日新聞 2004/6/7)
あじさいは神戸市の市花:あじさいは日本原産:「幽霊花(ゆうれんばな)」といって嫌う人も中国であじさいが発見されたのは杭州あたりであった。もともと中国にない花なので、名前もなかった。詩人の白居易(772-846)が杭州刺史(長官)に任命され西湖の西の招賢寺でこの花を見た。誰に聞いてもその名を知らない。「では、この私が名をつけてあげましょう。どうですか、紫陽花というのは?」と白居易が名づけ親になった。
招賢寺に山花一樹あり、人の名を知るなし。色は紫にして気は香る。芳麗愛すべし。頗る仙物に類す。
何れの年か仙壇において植わり、早晩(いつしか)、移し栽(う)えて梵家(てら)に到る。
人間(じんかん)に在りと雖も人識らず
君に名を与えて紫陽花と作(な)さん
この当時は、新聞紙面から、要点を自分で手入力していたはず。で、切れ切れになっています。
この説に対して、ウィキペディアには↓こんなことも
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4
日本語で漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花、おそらくライラックに付けた名で、平安時代の学者源順がこの漢字をあてたことから誤って広まったといわれている
さて、どっちが正しいのかは知りません。
アジサイの学名は「Hydrangea macrophylla」で、「Hydrangea」は「水」のからむ名前でしょう。「macrophylla」は「大きな葉」ですかね。
で、シーボルトが自分の妻の「おタキさん」から「Hydrangea otaksa」 と命名したという話も有名ですが、真偽のほどは知りません。
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