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2016年6月10日 (金)

セ氏とカ氏

★かつての同僚のA氏から短信を頂きました。

セルシウス温度目盛りだと、二桁まで、確認しないと暑い寒いは、言えませんがファーレンハイトは、一桁で結構、良くわかりますよ。

★この言葉の意味、私には、ああそういうことか、とほぼストレートにわかるのですが、これを必ずしも理科専門とは限らないブログ読者にどうお伝えするのがよいのか、しばらく考え込んでいました。
↓ここに「標準的な話」が書いてあります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-8e89.html
2010年9月22日 (水)「華氏」

セ氏とカ氏の換算は
Cf
このようになります。
そして上の式の関係をグラフ化すると
C2f
こうなります。横軸がセ氏、縦軸がカ氏です。
実に標準的だな、過不足なし。
でもこのままではAさんの指摘に答えたことになりませんね。

★体感温度は体に目盛りがあるわけじゃなし、ごく大雑把に5度刻みくらいでよくないですか?
今の季節だと、室温20℃で薄着でじっとパソコンに向かっているとちょっと肌寒いくらい。
室温25℃だとほぼ快適。ちょっと暑いかな。
室温30℃になると、扇風機かけないと辛くなってきそうですね。
おおよそ、こんな感じでどうですか?
動くとまた体感温度は異なりますけどね。
ということで、15℃、20℃、25℃・・・と、「二桁」の感覚で生活しているように思います。
10℃、20℃、30℃ではちょっと粗すぎますね。
これが「セルシウス温度目盛りだと、二桁まで、確認しないと暑い寒いは、言えませんが」という部分でしょう。

★さて
F=(9/5)C+32
この式で、セ氏温度Cが5度上がると、カ氏温度Fは9度上がることがわかります。
体感温度なんてそもそもが「おおよそ」のものですから、「約10度」上がるとみてもそう大間違いではないと思います。
セ氏温度での5度刻み(二桁)が、カ氏温度ではほぼ10度刻みになって「一桁」で体感温度に「寄り添う」ことができますよ。というのが「ファーレンハイトは、一桁で結構、良くわかりますよ」という部分なのじゃないかな。

★もうちょっと「視覚的」にならないかとエクセルで表にしてみました。
C_f
・B列が-5℃から100℃まで、5度刻みのセ氏温度です。
・B列の値をセ氏温度に換算したのがC列です。
 これは全く標準的な話。
・生活温度ということで、-5℃から35℃までのセ氏に対応するカ氏温度を丸めてみました。それがE列です。
・ナルホド。この位の範囲では、10度刻みでいいんだ。
 きっとアメリカ人はこの感覚を幼い時から身につけちゃうんでしょうね。
 そうすると、それなりに結構簡便で身体感覚にフィットするでしょう、確かに。
・オマケ:10度刻みのカ氏温度を、逆にセ氏温度に換算するとG列になりまして。
 まあまあ、か。アメリカで生活するなら、こんな感覚を身につけるといいかもしれませんね。

0605_2ondokei
昔は黄色い板にセ氏、カ氏の目盛りのついた温度計があったのですが、今ないんです。
上の写真はお土産に頂いた温度計。上に書いたことと照らし合わせながら眺めてください。

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