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2016年6月 6日 (月)

梅雨入り

★昨日、5日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されましたね。
平年より3日早く、昨年より2日遅いとのことでした。
そういう季節です。
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太陽光は夏ですが、梅雨空の雲が蓋をしてしまうので、平年気温の上昇ペースは落ちます。
梅雨があけると、一挙に強烈な陽射しが降り注ぐことになります。
梅雨寒といって、季節外れの寒さが来ることもあります。こまめに衣服を重ねたりして調整しましょう。

★入梅
朝日新聞の連載
東京のほぉ~言!!(2016年05月28日)

にゅうばい
 《意味》梅雨
 《分布》東日本→衰退中

梅雨の季節が近づいてきました。「にゅうばい(入梅)に入ったねえ」。年配の方には普通かもしれませんが、「頭痛が痛い」みたいで変だと思う人も多いでしょう。
 東日本方言では梅雨のことを「にゅうばい」と言います。元々「つゆ」は関西方言で、戦後に東京で普及したものです。梅雨明けも「にゅうばいが明けた」のように言っていました。「にゅうばい」は、入梅=梅雨入りの意味だったものが、梅雨の時期を指すようになったようです。
 「梅雨(ばい・う)」は中国で「梅の実が熟す時期」や「黴(かび)(ばい菌のばい)の時期」の雨などの説があります。一方、「つゆ」も「露(つゆ)」や「潰(つ)いゆ(つぶれる・衰える)」などの説があります。
 梅雨の時期は旧暦5月になるため、梅雨の雨を「五月雨(さみだれ)」、晴れ間を「五月(さつき)晴れ」と言います。しかし、「五月晴れ」については新暦5月の晴れを指すようになりました。5月の晴れの爽やかさが言葉の意味を変えたのでしょう。
 (鑓水兼貴・前国立国語研究所非常勤研究員)

私の母は秋田生まれの秋田育ちでしたが「入梅」といっていました。私自身の言語環境は「梅雨」だったな。
で、「入梅に入る」という言い方は変だ、と母親に文句を言ったものでした。
みなさんはどうですか?

★余計なことを一言。「爽やか」は秋の季語だなんて無粋なことは言わないように。
「さわやか【爽やか】」は「すがすがしく快いさま」なんですし。
「すがすがしい【清々しい】」は「さわやかで気持がよい」ことなんですから。{広辞苑第六版より引用}
同義です。俳句方面の「ほぉ~言」に惑わされる必要は全くありません。ご自由に気持ちのよい方をお使いください。
{NHKというところは不自由で、今の時期には絶対「さわやか」とは言わないように言い渡されているようですよ}

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