« カマキリ | トップページ | ツユクサ »

2016年6月15日 (水)

ヤマノイモ&ヤマイモクビボソハムシ+

0603_12yamanoimo 2016.6.3
ヤマノイモの幼い葉。左に大きくなった葉があります。比べてください。
植物の葉にも「幼い」という言葉が使えますね。

0609_6_5yamaimokubibosohamusi 6.9
ヤマノイモの茎でヤマイモクビボソハムシが交尾していました。
邪魔なんかしません。そっと退き下がります。

0611_6yamanoimo 6.11
ヤマノイモのつぼみ。

花は「いいにおい」とは申しかねます。
「匂い」よりは「臭(にお)い」でしょうね。
屋外で咲いている分には気づかない程度です。
サカキなどは、結構離れても感じますから、あれに比べればずっと弱い「におい」です。

★「匂い」と「臭い」
ワタクシ「臭い」を「におい」と読ませることが不快でなりません。
「よい匂い、不快な匂い」はあっても、「よい臭(にお)い」はあり得ないと思うんですよね。
「臭」はどうやったって「不快」でしょ。

広辞苑ではいろいろな意味が書いてありました。

におい【匂】ニホヒ
①赤などのあざやかな色が美しく映えること。万葉集[10]「黄葉もみちばの―は繁し」
②はなやかなこと。つやつやしいこと。万葉集[18]「少女らがゑまひの―」
③かおり。香気。狭衣物語[3]「かうばしき―」。「香水の―」
④(「臭」と書く)くさいかおり。臭気。「すえた―」
⑤ひかり。威光。源氏物語[椎本]「つかさ位世の中の―も」
⑥人柄などの、おもむき。気品。源氏物語[幻]「かどかどしう、らうらうじう、―多かりし心ざま、もてなし、言の葉」
⑦(「臭」とも書く)そのものが持つ雰囲気。それらしい感じ。「庶民的な―」「犯罪の―」
⑧同色の濃淡によるぼかし。染色法また襲かさねの色目などで、上が濃く、下が薄い配色。上を濃くするのを普通とし、下を濃くするのを裾濃すそごという。
匂縅においおどしの略。
女のかき眉の下の方の薄くぼかしたところ。
日本刀の刃の、地肌との境目の部分に霧のようにほんのりと見える文様。最も大切な見所の一つ。
⑨芸能や和歌・俳諧などで、そのものに漂う気分・情趣・余情など。花鏡「一声の―より、舞へ移る境にて妙力あるべし」。去来抄「移り、―、響きはつけざまのあんばいなり」 →匂付においづけ。

◇「臭」は、好ましくないものに使うことが多い。
広辞苑第六版より引用

★太宰少弐小野老朝臣(だざいのせうにをののおゆのあそみ)の歌ですが

あをによし ならのみやこは さくはなの にほふがごとく いまさかりなり
青丹吉 寧樂乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有
あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり
あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり
あをによし奈良の都は咲く花の匂うがごとく今さかりなり

●これをですね
あをによし奈良の都は咲く花の臭うがごとく今さかりなり

こうやったら、総スカンですよね、ゼッタイ。

●昔(私が思春期の頃)「北上夜曲」というすっごくリリカルな歌がありました。
菊地規さんという方の作詞です。
  匂い優しい白百合の
  濡れているよなあの瞳
  想い出すのは 想い出すのは
  北上河原の月の夜

これ、「匂い」を「臭い」と書いたら、菊地さんが化けて出てきて祟りますよ、ゼッタイ。
ナンテコトシヤガル!って。

« カマキリ | トップページ | ツユクサ »

人事」カテゴリの記事

動物」カテゴリの記事

植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« カマキリ | トップページ | ツユクサ »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ