エゴノキ
2016.5.12
これも妻の撮影ですが、エゴノキです。
初めてこの花を見た妻は、白い花が咲いてたわ、とわからないままに撮影してきたのでした。
2年前のこと↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-95af.html
2014年6月 4日 (水)「エゴノキ」
その時は、後から私も出かけていって、「エゴノキ」という表示を見つけて、名前を知ったのでした。
このごろは、名前の表示があると妻もそれを撮ってくるようになりまして、今回再度の混乱は起こりませんでした。
すごいでしょ。
輝いてますね。神々しいくらいだ。
★ところで
あんそっ‐こう【安息香】‥ソクカウ
①エゴノキ科の落葉高木。スマトラ・ジャワ原産。樹皮は茶褐色、葉は卵形で鋭頭。夏、葉の付け根に赤色を帯びた小花を総状につける。タイ・スマトラなどで栽培。アンソクコウノキ。〈本草和名〉
② ①の樹皮から分泌する樹脂。帯赤色または褐色の塊で甘味を有し、その中に乳白色の顆粒を蔵し、熱すれば強い芳香を放つ。薫香に用い、安息香チンキは去痰剤・呼吸刺激剤。ベンゾイン樹脂。日葡辞書「アンゾッカウ」あんそっこう‐さん【安息香酸】‥ソクカウ‥
(benzoic acid)分子式 C6H5COOH 芳香族のカルボン酸中、最も簡単な化合物。安息香②を静かに熱する時に生じる、白色または淡黄色の小葉状あるいは針状の結晶。工業的にはトルエンなどを酸化して製する。防腐剤・媒染剤・化粧品などに用い、合成中間体としても有用。
広辞苑第六版より引用
こういう話もあるんですね。エゴノキ科の樹から安息香、これはうっかりしてましたね。
ベンゾイック・アシドなんて知らないと思われるかもしれませんが。「パラベン」というのを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。「パラ・ハイドロキシベンゾイックアシド・エステル」です。略し方がひどいよな。化粧品の防腐剤ですか、使用法は。
意外なところにありますね。
高校生の頃、化学の先生に「『安息香酸』って『安息な香り』がするんですか?」って質問したら、嗅かがせてくれましたっけ。白色粉末。無臭でした。
↓参考サイト
http://www.hana300.com/egonok.html
エゴノキ
・・・
・学名
Styrax japonica
Styrax : エゴノキ属
japonica : 日本の
Styrax(スティラックス)は、ギリシャ語の「storax(安息香)」が語源。
この属の植物は、この安息香というものを産出することから。
・・・
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