猫声人語
★新聞広告に、「犬声人語」石黒謙吾 ワニブックス、というのが出てました。
「ことわざの1語を「犬」に変えてみたら…」ということで、例として
質実剛犬
手に犬を握る
一寸先は犬
運を犬に任せる
★私共はまあ、猫派でしょうからして、猫に置き換えたらどうなるか、と遊んでみました。
質実剛猫
手に猫を握る
一寸先は猫
運を猫に任せる
なかなか笑えますね。
百聞は一見に如かず →百犬は一猫に如かず
遠くの親類より近くの他人 →遠くの犬より近くの猫
五里霧中 →五里猫中
なんてどうかな。
ネットで「ことわざ」を検索して、ちょっとだけ悪乗り。
犬に懲りて猫を吹く
犬猫取らず
猫も歩けば犬に当たる
魚心あれば猫心
犬が出るか猫が出るか
猫が笑う
猫に金棒
今年の暮れ当たり、「来年のことを言うと猫が笑う」なんてやってみませんか。
★そもそも「天声人語」はウィキペディアによりますと
・・・
命名者は西村天囚で、「天に声あり、人をして語らしむ」という中国の古典に由来し、「民の声、庶民の声こそ天の声」という意味とされるが、この古典が何であるかは高島俊男によれば不明であるという。
ラテン語の“Vox populi vox dei.”が元になっているという説もある。直訳は、『民衆の声は神の声である』。
・・・
だそうですので。
「猫に声あり、人をして語らしむ」「猫の声、庶猫の声こそ天の声」
“Vox populi vox dei.”
populi を felis かなんかに置き換えたいのですが、格変化がわからないからやめときます。強引に
“Vox neko vox dei.”としておきましょう。
これが「猫声人語」の由来です(嘘八百→猫八百)
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