ネコハエトリのメス
2016.4.20
前の記事でオスをご紹介した、そのネコハエトリのメスです。
さっさと逃げたりせず、よいモデルになってくれることが多い。
「目が合った」という気分になる。
ふさふさ毛の生えた触肢が髭みたいな感じで、「賢者」という感じもする。
ちょっとアングルが変わって、なんだか「物思いにふけっている」という感じになりました。
「春愁」ですかね。
こんなの引っ張て来たら不謹慎かな。
折々のことば:384 鷲田清一(2016年4月29日05時00分)
何が悲しいといふのではなく、何となく遣瀬(やるせ)ないのである。
(水原秋桜子)
◇
「新編歳時記」で俳人が「春愁(しゅんしゅう)」にこと寄せて書く。「春を楽しんだ心は同時に春の愁(うれへ)に沈まなければならない。とは言つても、それは強烈な悲しみではない。とりとめもない愁である」と。歓楽と悲哀の敷居はおぼろ。知らぬまにめくれ返っている。「春愁や草を歩けば草青く」(青木月斗)を引いて、「このやうに何でもない事ながら、それが皆春愁の種になるのである」とも。
私はこれほどセンシティブな人間ではありませんで、春に浮かれるだけのかかしです。
お腹がコロンとしてますね。
そろそろ繁殖の季節なのかも。
↓ちょっと前の記事。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-4812.html
2016年4月26日 (火)「ネコハエトリ」
4月8日の写真で、アブラムシを捕食中のネコハエトリのメスです。
どうぞご覧ください。
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