ナンテンの先に
2016.3.26
ナンテンの赤い新芽がきれいだったので、撮影。
その瞬間には私の意識にはナンテンのみ。
ところが、アングルを探そうと意識が広がったら。
あらま、向こうの白いのはカラーだね。
カメラを少し高めにして、カラーを撮影したら。
あらら、今度は向こうにシャガがある。
門柱の裏になります。妻が連れていったらしい。
人の目というものは、決してカメラのようなものではない。
その時に見たいと思ったものしか見ていません。
見るという行為は、認識するという行為です。
視野全面を、一挙にまとめて認識なんかできはしない。
意識を集中したところしか見えないのです。
集中すべき「もの」「概念」がない時は、実際には何も見ていないのと同じです。
ものを見る時にはそのことに自分自身で留意しておかないと、とんでもない間違いをやらかすことになります。
コメント