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2016年3月17日 (木)

灰左様なら

★↓ここで、私は「じゃさようなら」というのを書きましたが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-e6a7.html#comment-136948648
2016年2月23日 (火)「青ガエル」

・・・
どうも私は去りゆくものに愛着が薄い。
じゃさようなら。
しかないですね。

そのうち私も去りゆくもの。
是非ともその際には
じゃさようなら。
と、愛着なしでお別れしたいもので。
私は何も残しはしません。可及的速やかに私を記憶から消去してください。
それが望みです。

コメントをいただいて、またこんなことを書いた。

人生を卒業したら葬式・法事=同窓会なんかやってほしくない。欠席します。

葬式は送別会、法事は同窓会。そういうのまっぴらごめんだ。私は地球へ還ります。ほっといてください。

★↓ここでまた
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-259b.html
2016年3月16日 (水)「村八分」

・・・
私は墓の下に封じ込められるのはまっぴらごめんだ。
海へでも散骨してもらって、地球に還るのが望みです。
私の墓標はこの地球。

こんなことを書きました。

★で、朝日歌壇で素晴らしい歌に出会いましたのでご紹介します。

朝日歌壇(2016/3/14)
高野公彦 選
死に際の「灰左様なら」見習いたし一九の墓を雨水に詣づ:(朝霞市)青垣 進む
 評:十辺舎一九のしゃれた辞世の狂歌「この世をばどりゃお暇(いとま)に線香の煙とともに灰左様なら」に共感し、墓参したくなったのだろう。

「雨水」は2月19日でしたので、その日、のんびりとお出かけになったのでしょう。
いいですね、最高ですね。もう一回
   この世をばどりやお暇(いとま)に線香の煙とともに灰左様なら

私は「じゃさようなら」と書きましたが、「灰左様なら(ハイさようなら)」か、さすが。
私のカテゴリー名「崩彦俳歌倉」というのは「くえびこ はいかぐら」と読みますが。
当然「はいかぐら」は「灰神楽」のもじり。

はい‐かぐら【灰神楽】ハヒ‥
火気のある灰の中に、湯・水などをこぼしたとき、灰の舞いあがること。「―が立つ」
広辞苑第六版より引用

私も、灰神楽の灰にでも混じって、さっと消えちまいたいですね。
舞い上がった灰にみんなが咳き込んで、懸命に灰を払ってみたら、あらまあ、かかしさんがいなくなってたぁ。
サイコー。

★ところで、十辺舎一九の墓ですが↓
http://www.tesshow.jp/chuo/temple_kachidoki_toyo.html
真圓山東陽院 中央区勝どき 日蓮宗

日蓮宗寺院の東陽院は、真圓山と号します。東陽院は、浄源院日隆が慶安元年(1648)に善立寺塔中として創建、関東大震災で被災し、昭和5年(1930)浅草永住町から当地に移転したといいます。
・・・

ここにあります。

十返舎一九墓(中央区民登録文化財)
 十返舎一九は本姓を重田といい、明和2年(1765)駿河(静岡市)に生まれた。その後、江戸に出て、日本橋の出版業者・蔦屋重三郎付の作家となり、多くの黄表紙・洒落本を書いた。なかでも、「東海道中膝栗毛」はよく知られ、主人公の栃面屋弥次郎兵衛と喜多八が日本橋から東海道を旅し、伊勢神宮の後、京都へたどりつくという旅行記の形式をとる物語であり、続編に続編を重ね、一九の代表作となった。
 天保2年(1832)に没し、浅草永住町の東陽院に葬られた。東陽院は関東大震災後、当地に移転し、墓も移された。
 墓石には次の辞世が刻んである。
    此世をば どりやお暇に 線香の 煙と共に はい左様なら
 墓は、句の歴史や文化に関わりの深いものとして、中央区民文化財に登録されている。(中央区教育委員会)

ワタクシ思うに、十辺舎一九さんほどの方ですから、今時もう墓の下に籠っているわけはないでしょう。
ひろく地球に遍在して、人間どもの所業を笑い飛ばし、悠然と遊んでおられることでしょう。

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