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2016年3月24日 (木)

「幸せの縁ミラクルリング」

★イルカのバブルリングについて、2月26日付で二つ記事を書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-d87f.html
2016年2月26日 (金)「バブルリング:1」
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-e4b4.html
2016年2月26日 (金)「バブルリング:2」
ここでイルカが「輪を出現させるような技」を開発したことをご紹介しました。
その技の名前が決まったというニュースです↓

http://www.asahi.com/articles/ASJ3L4F24J3LPTIB008.html

新技の名前、決まりました 島根のシロイルカ(朝日新聞デジタル 2016年3月20日15時27分)
 島根県立しまね海洋館アクアス(浜田市、江津市)は18日、シロイルカの新しいリング名が「幸せの縁(えん) ミラクルリング」に決まったと発表した。
 新リングは、口から空気の輪を出す「幸せのバブルリング」頭上に輪を出す「幸せの魔法マジックリング」に続くもので、首の周囲に突然、輪が現れるのが特徴だ。
 2月中に来館者や同館のホームページで名前を募ったところ、2千通を超える応募があったという。関係者による選定委員会が「人と人を結ぶ」「お客様とのご縁が広がっていく」などの理由で名前を決めた。
 ・・・

短い記事ですが、技の本質をついています。
・口から空気の輪を出す:これは飼育員さんから口に空気を入れてもらってその空気を使ってバブルリングを作る。
・頭上に輪を出す:これは自分の鼻孔から空気を噴出させてバブルリングを作る。
で今回のは
・首の周囲に突然、輪が現れる:これは(おそらく口から)水を噴出して目には見えない渦の輪を作っておき、その輪に首を突っ込んで鼻孔から空気を噴出させて渦の輪に空気を入れると、空気はごく短時間で輪全体に行きわたり、あたかも輪が出現したように見える、という技ですね。
私の推測では、超音波で渦の輪の存在を探知しながら首を入れたりしているのではないか、と思っていますが。

で、同じ内容を伝えるNHKのニュース。

島根の水族館 シロイルカの泡のリングくぐる技は(NHK 3月18日 22時15分)
島根県西部にある水族館で、シロイルカが鼻から出した泡のリングをくぐるように見せる技が人気を集め、18日、この技の名前が発表されました。
島根県浜田市と江津市にまたがる水族館「アクアス」では、6歳のオスのシロイルカの「シーリャ」が、鼻から出した泡で作るリングをくぐっているように見せる技を先月から披露し、人気を集めています。
この新しい技の名前を水族館内やインターネットで募集したところ、2126通の応募がありました。そして、18日、名前が「幸せの縁ミラクルリング」に決まったと発表されました。アクアスによりますと、「ミラクルリング」は応募数も多く、リングを通して人と人との縁が広がるようにという願いを込めて名付けたということです。
・・・

「鼻から出した泡で作るリングをくぐっているように見せる技」と記述しています。
これだと、鼻孔から噴出させる空気で頭上に輪を出す「幸せの魔法マジックリング」との違いが鮮明ではありませんね。
ほんのちょっとした違いなのですが、出来事の記述としては朝日の記者さんの方が上。

報道者は、何をどう伝えるか、「言葉を商売道具」とするものとしての自覚と、日ごろからの訓練とが必要なのです。
教師も「言葉」を主たる道具とする仕事でした。その意味からも、新聞記事やテレビ報道などでの言葉の使い方には妙に敏感でうるさい性質です。

リンクした朝日の記事には写真もついていますので、どうぞ。会員登録なしで見られます。リンクの期限は知りません。

{別件:miracleって日本語ではミラクルですが、ネイティブの発音を聞くとミリクルと聞こえる場合が多いですね。昔、Eurythmics の歌を聞いていて、あれ?っと思ったのが最初だったかな。}

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