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2016年2月 2日 (火)

霜柱

0125_2simobasira1 2015.1.25
地面がこういう風に盛り上がって、割れ目ができている場合、その下に霜柱があります。
0125_2simobasira2
ほらね。
0125_2simobasira3
霜柱が土をのせて伸びた、という状況がわかります。

0126_3simobasira 1.26
この時はもう、霜柱そのものは溶けてしまっていますが、持ちあげられた土の表面がそのままの形で残っていました。

引用1
https://www.bioweather.net/column/weather/contents/mame036.htm

 一方、霜柱は地中の水分が凍って出来た氷です。その氷が出来るときの水分補給は地中の深い方から行われるために、霜柱は下で成長し先に出来ている氷を上へ上へと押し上げるため、柱のような氷となります。このため、地表面にある物を持ち上げてしまい、(写真2)のように庭にまかれた小石も持ち上げてしまいます。
 霜柱は土があるところならどこでも発生するかというとそうではありません。関東ローム層の土粒の大きさがその発生に丁度良いそうです。岩波書店の中谷宇吉郎全集第2巻(岩波書店,2000年)に自由学園で行われた「霜柱の研究」について書かれたものが載っています。それによると紅殻の粉や澱粉類、ガラスを砕いた粉などを用いて霜柱の発生実験をしていますが、赤土だけから霜柱が発生したそうです。その赤土も、粒の粗い物と細かい物に分けて発生実験をしたところ、粒が粗くても細かすぎても霜柱は発生しなかったそうです。なお、中谷宇吉郎氏は世界で初めて雪の人工結晶を作られた方で、これらの文章は戦前に書かれた物です。

引用2
http://kagashi-ss.co.jp/wp-content/uploads/2015/07/kan_tokubetu199803.pdf

土の中の水分が凍ると、地面がでこぼこに隆起し、鉄道線路や建物に大きな被害が出る。これが、凍上である。

さらに、引用1で触れられている「自由学園で行われた「霜柱の研究」」についても詳しい解説があります。
霜柱に関心がおありの方には「必読」の文献ですね。どうぞお読みください。

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