雪の日の話題:1
2016.1.18
パンジーやアリッサムの鉢です。
葉や花の下に空間があり、その空気が断熱材になるので雪が溶けにくいのですね。
線路脇側溝のふたのところ。
コンクリート板は断熱性が高い。
多分側溝の中の空気は比較的温度が高い。
で、その空気が外部と接する「穴」の部分で速く雪が溶ける。
マンホールですが、マンホールの中も多分比較的温度が高い。
マンホールのふたは鉄ですから熱を伝えやすい、で、ふたの上は雪が溶けやすい。
両側に溶け残った雪の筋があります。
これはなんでしょう?
この筋の下に路面のひびがある。
そこは空気を含んでいるので断熱性が高くて溶けにくいのだと思います。
1.26
思い出して撮りました。
ひびがありますね。この部分の上が溶けにくかったのです。
★普通「熱が伝わる」といいますが、「冷が伝わる」という考え方をしても構いません。
向きは反対ですが、考え方としては構わないのです。
断熱材の上では、冷が伝わりにくいので溶けにくい。
冷をよく伝える部分では、冷がはやく逃げますのではやく溶ける。
現象の定性的な説明としてはかまいませんので、雪や氷などの出来事ではそんな見方もしてみると面白いですよ。
« スズメも真ん丸 | トップページ | 雪の日の話題:2 »
「理科おじさん」カテゴリの記事
- 化学の日(2022.10.26)
- 秒速→時速(2022.09.01)
- 風速75メートル(2022.08.31)
- 「ウクライナで生まれた科学者たち」(2022.05.31)
- 反射光(2022.05.09)
コメント