月と木星
元旦の午前6時20分頃。{f 6.4、1/60秒}
新聞を取りに出たら、空に月がかかっていました。その隣に明るい星。
この月は元日の正午で月齢20.7。この日赤道通過でした。翌2日が下弦の月でした。
脇の明るい星はナンダ?金星か木星しかないけど。多分木星だよな。
煌々と輝く月の脇で、これだけ輝くことのできる星といったらおそらく木星でしょう。
さっそく妻を呼んで、二人で観賞。
6時45分にはこうでした。{f 6.4、1/30秒}
空がもう明るくなってきまして、月は見えるのですが、木星がだんだん薄らいできました。
日の出は6時50分でしたから、もうこの後は木星はほとんど見えなくなりました。
天文関係のサイトを覗いたら↓
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2015/12/31/index-j.shtml
2015年12月31日「月と木星が大接近」
12月31日の深夜から1月1日の未明にかけて、月と木星が大接近して見える。年越しの空でひときわ目を引く共演だ。
大晦日の深夜から元日未明、月と木星が大接近しているのが見える。ふるさとで、初詣の列で、初日の出を待ちながら、南東の空高く見える月と木星を眺めてみよう。次回の接近は1月27日。
「視野3度」という円の中に並んで納まる図がありました。
国立天文台のサイト↓
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/12.html
大晦日に木星と月が接近
大晦日の真夜中ころ、東の空の低い位置を眺めると、月のすぐそばに木星が明るく光っているようすが目に入ります。
その後、時間とともに月と木星は高度を上げ、空が白み始める頃にほぼ南中します。その間、木星と月の位置関係は少しずつ変化していきます。
時々空を見上げて、月と寄り添う木星の、美しい眺めをご覧ください。
というわけで、天文ファンの間では知られた出来事だったんですね。
私共が見たのはこの出来事の「名残の月星」だったわけです。
たまたまこの現象に出会えましたから
「こいつは春から 縁起がいいわえ」という節分の頃のセリフをもじって
「こいつは初春(はつはる)から 縁起がいいわえ」と致しましょうかね。
NHKラジオの気象予報士伊藤みゆきさんのオフィシャルブログ「晴れやかのミカタ」というブログです↓
http://ameblo.jp/ito-miyuki/entry-12112066672.html
お日さまも各地に、年明けご挨拶(2016-01-01 07:59:39)
さすが朝早くからのお仕事、私共が寝ている間の「朝3時に月と木星を見た」と書いておられます。
「今朝3時に見えたほぼ半月と木星」
という写真もあります。
年頭の「ラッキー!」に喜んでおります。
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