キバナコスモス
2015.12.6
低い位置で小さな花が咲いていました。
植物たちのタフネスはすごい。
ハードボイルドですよ。
★先日、東京新聞の「筆洗」で面白いことを知りました。
2015年12月10日
・・・ハードボイルドの語源が、「固ゆで卵」なのは有名だが、なぜ、タフで非情な探偵が登場する、あの手の作品が「固ゆで卵」なのか▼答えのカギは英語の「ビート」。「やっつける」「打ち負かす」の意味だが、もう一つ別の意味がある。「生卵を攪拌(かくはん)する」。固ゆで卵は生卵みたいにはかきまぜることができない。ビートできない。だから固ゆで卵は「やっつけにくい相手」「タフなやつ」となる。一種のシャレである・・・八日亡くなった翻訳家、作家の小鷹信光さんの著作に教えられた。『マルタの鷹』『影なき男』などを翻訳。ハードボイルド作品への深い愛情と知識によってファンには神様のような存在だった。・・・「ハードボイルドとは人生」。その名言通り、打ち負かされぬ意地と生き方。七十九年かけてゆで上がった卵は相当に固かろう。
そうなんだ。
beat
c 打ち砕く,打ちつける〈against〉;砕いて粉々にする;〈卵・クリームなどを〉強くかきまぜて泡立てる〈up〉.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
ホントだ!
固ゆでたまごは「泡立て」られないなぁ。
今度ゆで卵を食べる時には「タフな奴」と呟きながらかじりましょうかね。
物知りになったぞ。
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