ギンネム
妻の散歩
2015.11.25
葉がオジギソウというか、ネムノキ。
真っ白な毛。オジギソウ的だな。
なんだろう?と。
ふさふさ。
白い毛の生え方はこんな具合。
この子房の部分が熟すと、最初の写真に写っている「粒々」になるんでしょうね。
調べてみたらギンネムのようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%A0
ギンネム Leucaena leucocephala.jpg
ギンネムまたはギンゴウカン(銀合歓、Leucaena leucocephala)はマメ科ネムノキ亜科[1]の落葉低木。和名はネムノキに似て、白い花を咲かす様子を雅語的に表現したところから。
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野生化したもの以外に、園芸樹木として観賞用に栽培されているものもある。園芸品種は野生化している品種に比較して花がずっと大きい。野生化した本種を指す場合ギンネムの名で呼ばれ、園芸樹木としての本種はギンゴウカンの名で呼ばれるようである。
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世界の侵略的外来種ワースト100リストの1種に数えられているほか、外来生物法によって要注意外来生物に指定されている[4]。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80130.html
侵入生物データベース
ギンネム, ギンゴウカン
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在来種との競合やアレロパシー作用,土壌窒素の蓄積
影響を受ける生物:在来植物
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アレロパシーがあるんですね。
かつてセイタカアワダチソウが増えた時によく聞いたものです。
他の植物の生育を抑えるような物質を出して独占的に増えるというような意味で。
アレロパシーは、英語ですと「Allelopathy」。
「アレロ」は「他」とか「異」という感じかな。
アレルギーの「アレル」と同じ語源です。
アレルギーは、自分のものではない「他者」の蛋白質を排除しようとする働きですね。
それに「パシー」。交感神経の話をしました時に、「交感神経は sympathetic nerve」であるといいました。
この方式でアレロパシーを訳すと「他感作用」となります。
セイタカアワダチソウは、アレロパシー物質に自分自身が影響を受けてしまった、という話もあったように思います。
妻が見てきたものはおそらく園芸品種でしょう。
初めて見て、きれいだなぁ、と喜んだら、侵入生物ですって。
ちょっと悩むなぁ。
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