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2015年11月20日 (金)

マリオットの盲班

1103_2hibiscus 2015.11.3
ハイビスカスです。

1107_15rukousou2 11.7
ルコウソウです。
何の不思議もなけれども。

サムネイルをクリックすると、大きな画像になります。
鼻の位置が二つの花の真ん中に来るように顔の位置を定めて。
{例えば}右目をつむって左目で右の花を見ます。
そして顔を左右には動かさないようにしながら前後に動かします。
左目の視野内で二つの花を意識しながら動かしてください。
この場合ですと、左の花がふっと見えなくなる位置があると思います。
花が大きいので丸ごと消えるかどうかはわかりませんが、姿が消えます。
{逆に左目をつむって右目で見る、というのも確かめてください。}

これが有名な「マリオットの盲班」の実験です。
消えた花の像は、ちゃんと網膜上に結んでいるのです。
ところが、その場所が「視神経乳頭」という視神経が眼球から外へ出ていく場所であるものですから、そこには視細胞がなく、像は結んでも、視覚刺激にはならないのです。

盲点とか盲班というのは、視野の中に見えない部分(欠損)が存在するという出来事で、その見えない部分のことを言っています。
他方、網膜上でそれに対応する位置は視神経乳頭というのです。
網膜上に盲点があるというのはちょっと間違い。かな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B2%E7%82%B9

盲点(もうてん)とは、脊椎動物の目の構造上、生理的に存在する暗点(見えない部分)の一つ。生理的な暗点なので生理的暗点とも言う。またフランスの物理学者エドム・マリオットにより発見されたため、マリオット暗点(マリオット盲点、マリオット盲斑)とも言う。盲点に相当する網膜上の部位は視神経円盤または視神経乳頭と呼ばれる。

http://www.wakodo-megane.co.jp/wisdom/brind_spot.html
動画で実験ができます。不思議ですよ。

★ところで、「脊椎動物の目の構造上、生理的に存在する暗点(見えない部分)」というのが気になりますね。
網膜という視細胞の並ぶ膜に、視神経乳頭という光を感じない部分がどうして存在するのか。
この原因をお伝えしたいのですが、今回はここまで。

背光型網膜、対光型網膜、眼の発生、生物にとっての「内」と「外」の問題。
こんなことがキーワードとして登場するはずです。私の頭の中では方向性はあるんですが、結構話がでかくなりそうな予感。そのうち書きますので、期待せずに待っていてください。

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