エビガラスズメ幼虫:1
2015.10.20
何度も登場しているエビガラスズメの巨大な幼虫。
ルコウソウの葉を食べています。
ヒルガオ科が食草です。
10.22
ふと見たら、なんだかいつもと見え方が違う。
ん?とよく見れば脱皮の途中。わ、珍しい、と家の中の妻を呼んで二人で観察会。
古い皮を後ろへ送っているところです。
まだ色の淡い頭部。
側単眼が薄い飴色に見えます。大きな楕円形のものは気門です。
ずいぶん後ろまで皮が送られました。
わ、「しっぽ」がでた!二人で大喜び。哺乳類の尾とは違います。
「尾角」という名前の突起で、スズメガの仲間の特徴です。これが見えたら「これはスズメガ科だ」と言ってください。「よく知ってるね」といわれるんじゃないですか。
私共はなじみですから、これを見ると、かわいいなあ、と思う。
全部脱げました。
左上に旧尾角の殻、左下に新しい尾角、まだ色が淡い。
脱皮はかなりのスピードで進行しました。
EXIFデータでは、発見が12:46で最後の写真が12:57でした。約10分ほどの出来事。
脱皮途中という中途半端な状態は危険ですから、なるべく早く済ませてしまうのがよいのでしょう。
二人の観察会、楽しい時間でした。
これから体が固まって、また旺盛な食欲でルコウソウを食べるのでしょう。
まあ、いいです。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-c50b.html
2013年11月15日 (金)「エビガラスズメ」
↑坊やとお父さんが我が家の前でエビガラスズメの幼虫を見つけたという楽しい話。よかったらどうぞ。
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