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2015年10月 6日 (火)

小さい秋見つけた

1005_13kaede1 2015.10.5
庭の実生のカエデの鉢で「小さい秋」を見つけました。
どのくらい「小さい」のかというと
1005_13kaede2
爪ほどもない小さな秋です。

って、これ紅葉ではないですね。まだ少し早いと思うな。
新芽の赤でしょう。
よく「最低気温が8度を下回ると紅葉が始まる」といいます。
東京の最低気温で見ると、11月17日の最低気温の平年値が「8.0℃」です。
もうちょっと早く紅葉が始まるような気もするけど、ま、そんなもんですか。
これから1カ月ちょっとたつころ、この小さい葉も本当に紅葉するのでしょうか。
がんばろうね。

↓国立科学博物館のページです。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001217205482884&p=2
「紅葉」・「黄葉」のしくみ

・・・
 そこで落葉樹では秋になると,落葉の準備が始められます。通常クロロフィルは常に分解・再生産されることを繰り返していますが,再生産が抑制され,分解だけが行なわれるようになります。その結果,緑色が薄くなり,葉に含まれる他の色素の色が見えるようになります。
 黄色に見える「黄葉」は,葉の中にもともとクロロフィルと一緒に含まれていた,「カロテノイド」という黄色の色素が見えて来ることで起こります。
 一方赤に見える「紅葉」は少し複雑です。「紅葉」する樹ではクロロフィルの再生産停止と同じ頃,葉の根元と枝の間に「離層」と呼ばれるコルク状の物質が形成され,葉と枝の間の物質の交換を妨げるようになってきます。葉で作られたブドウ糖が,枝に流れず葉に蓄積されるようになるのです。ここに日光,特にその中でも紫外線が当たることでブドウ糖が分解され,それまで存在しなかった新たな色素,赤色の「アントシアン」がつくられるのです。
 イロハモミジなど「紅葉」する葉をよく観察すると,初め緑の葉は赤と緑が混じった茶褐色の時期を経て,次いで全体が赤色に変わって行きます。(右上図参照)
 これはクロロフィルの再生産停止とアントシアンの形成が,葉の表面のさく状組織と呼ばれる部分から先に起こるためです。葉のより深い部分は海綿状組織と呼ばれ,比較的後までクロロフィルが残ります。さく状組織に新しい色素アントシアンが生成されることで,未だ光合成の機能を残している海綿状組織を紫外線から保護しているのではないかという「紅葉メリット説」が提唱されています。

紅葉は「寒さにやられた植物が受動的に起こす現象」ではなくて、植物が外的条件に対応して行う「能動的な行動」なんですね。
そして、やがて「離層」から葉を切り離す。落葉というのも能動的な行動なのです。

植物は動けないから、一方的に受け身だなんて考えないでくださいね。
生物は環境との間の相互作用で自ら行動を選択しているのです。

↓このサイトも面白いですよ。
http://www2.tokai.or.jp/seed/seed/seibutsu12.htm
紅葉のしくみ-その観察と実験

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