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2015年9月28日 (月)

ルコウソウの仲間

0912_4rukousou 2015.9.12
これはルコウソウ。
0912_5marubarukou3
これはマルバルコウ。
この二つの交雑か、ということですが
0912_6momijibarukou_2
モミジルコウ。
ここまでは標準的なんですけどね。
0912_5marubarukou2_2
あれ?黄色いマルバルコウだ。
0912_5marubarukou1
並んで咲いてます。
株は別だと思います。絡んでいてほぐせませんが、同じ株から2種の花が咲いているのではないと思います。
マルバルコウの赤い色素が作れなくなった変異種でしょうか。
キバナマルバルコウ」というのかもしれません。

「近畿植物同好会掲示板」です↓
http://9028.teacup.com/kinshoku/bbs/182

黄色い花のマルバルコウ
 2011年9月18日、四国にお住まいの方から、Eメールの添付写真にて「これはキバナルコウソウということで良いでしょうか。」という内容の質問を受けました。
 しかし、添付写真では葉や果実の形態が分からず、マルバルコウIpomoea coccinea L.か、ツタノハルコウIpomoea hederifolia L.か、どちらの黄花品種か判断できませんでした。
 撮影地が大和葛城山でしたので、質問者に詳細な場所をメールで教えていただき、10月9日、現地に行ってみました。
 大和葛城山のロープウェー乗り場付近<奈良県御所(ごせ)市櫛羅(くじら)>の斜面に、マルバルコウソウのつる(茎)が互いに絡み合って大きな茂みを形成し、鮮やかな朱色の花がたくさん咲いておりました。
 坂道を少し下り、駐車場付近の道端で黄色い花のマルバルコウ(キバナマルバルコウ)が20株ほど生えておりました。おそらく、この場所で、黄色い花になる突然変異が起こった個体から増殖していったものであろう。
 同属のルコウソウIpomoea quamoclit L.は、突然変異で花の赤色色素が消失すると、完全な白花になります。しかし、マルバルコウは赤色色素が消失しても、もともと存在する黄色色素が抜けないので黄色い花になると思われます。朱色やオレンジ色の花を持つ園芸植物、たとえばクンシラン(正確にはウケザキクンシラン)Clivia miniata Regelから黄花品種が生まれるのと同じ現象であろう。
 2011年7月21日、愛知教育大学所蔵の植物標本を見せていただく機会があり、キバナマルバルコウが2010年、愛知県愛知郡長久手町で、トキイロマルバルコウ<赤色色素が完全に抜けきらなかった品種?>が1998年名古屋市で採集されていました。

「色素が消失」というか、「色素を作る酵素が消失」「色素を作る酵素の遺伝子に何かが起こって働かなくなった」という結果、赤い色素が消失したのだと思います。
なんだか目の前で変異種ができるところを見てしまったのかなぁ。

0911_21marubarukou2 9.11
透過光で輝いています。

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