カナヘビ孵化
8月10日の記事の続報になります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-6e75.html
2015年8月10日 (月)「卵」
ここでの写真は7.28のものでした。
卵をころんころんとひっくり返しましたから、もうダメだろうと思っていましたが、枯葉などを敷いて湿度を保った状態で透明ケースに入れて置いておきました。ずいぶん日数も経ち、もうだめだなと思っていたら、なんだか卵が潰れたような形になりました。妻も気づいて、そっと上の方のものをどけたらナント、孵化していたのです!
2015.8.20
頭でっかちですねぇ。立派なしっぽだ。やたらと長い。
10cmはないようですが、すごい、かっこいい!
頭部の拡大。
白矢印で指した先に「丸い窓」のようなものがありますね。これ、第三の眼と呼ばれる「頭頂眼」です。
明暗を感じます。成体のカナヘビでは既に見たことがありますが、生まれたての幼体にも立派な頭頂眼がありました。
なんだか嬉しくなりました。
検索してみると、カナヘビの卵は産卵から「40日程度」とか「35~45日程度」で孵化するそうです。
私共の観察下に入ってから20日ちょいで孵化ですから、産卵から10日程度で発見したと考えればつじつまはあいますね。
捨てないで見ていてよかった。
初めてカナヘビの子を見てしまった。ウレシイナ。
で、この子ですが、飼育はちょっと無理ですので、家の裏の枯葉の積もったところへ放しました。
あそこなら小昆虫などはいっぱいいると思います。
大きくなったらぜひ顔を見せに来てほしいものです。
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