朝顔の実+
2015.8.21
青紫の花で、葉が少し変形していますが、生殖力のある花です。
劣性ヘテロで変化朝顔の「変化」の遺伝子を保有しているはずです。
この株からの種子の中には劣性ホモになるものが出現し、変化朝顔が咲くわけです。
ですから「親木」と呼ばれます。
実が熟してきたぞ、来年への楽しみが継続するぞ、と写真を撮りました。
意識の焦点は「実」にありました。
後でパソコン画面で見たらナント
ササグモがいた!
これだけはっきり写っているのに、現場では見えていなかった。
私たちは、あるシーンを「写真のように」見ているつもりですが、実は「見たいものしか見ていない」のです。
見たものが絶対、と信じ込んではいけません。
網膜に写った像を、脳が「見ている」のです。
昔から
『大学』
「心不在焉、視而不見、聴而不聞、食而不知其味」
(こころ、ここにあらざれば、みれどもみえず、きけどもきこえず、
くらえどもそのあじをしらず)
こういいますが。
「心がここにあってそれを見たいからそれが見えている」のですね。
「心を無にして」もすべてが見えるわけではありません。何にも見なくなるだけでしょう。
妙な理屈をこねました。
自分が見たものが絶対なのではないといいたいだけです。
次々と実が熟していきます。
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