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2015年9月 4日 (金)

トサカフトメイガ幼虫

0821_17tosakahutomeiga 2015.8.21
ガレージの床。
トサカフトメイガの幼虫が走る。
なんだ?と見れば2匹のアリに食いつかれているのですね。
トサカフトメイガの幼虫はもともとイモムシとは思えないようなスピードで走るのですが、この時はもう必死の様子。
体をくねらせてアリを払いのけようともしますが、アリは食いついたまま離れない。
このまま走って、ユキノシタの茂っている中に消えていきましたが。
想像するに、アリの勝ちじゃないかな。
アリの顎は強力ですからね。
幼虫の体力が尽きるまで噛みついていられると思います。
アリって、このサイズの世界ではかなり凶暴な生き物です。
攻撃された時に出す蟻酸も強力な毒だし。
そんなことを思いながら写真を撮ったり整理していたら、9月1日付の天声人語が気になりました。

(天声人語)きまじめな蟻の借金(2015年9月1日05時00分)
 アリという生きものからイメージするのは、律義な働き者である。勤勉の代名詞といっていい。昭和の大家だった俳人加藤楸邨(しゅうそん)は〈日本にこの生(き)まじめな蟻(あり)の顔〉と詠んだ。作者の日本人観であり、ユーモラスな自画像でもあろう▼ところで、アリの大敵にアリジゴクがいる。砂地などにすり鉢状の巣を掘って潜み、落ちてくるのを捕食する。巣は砂が崩れないぎりぎりの角度に作られていて、アリが脚を踏み入れると崩れるそうだ▼小さな働き者がころがり落ちる図は哀れだが、それが虫の話だとも思えなくなってきた。
(後略)

「アリは律儀な働き者、勤勉の代名詞」だそうで、私の「アリ観」はちょっと違うんだよなぁ。
確かに、勤勉でマメで、どこにでもいます。花の蜜にも来ているし、動物の死骸にも群がるし。
でも、死骸だけではないんですね。生きている虫でも少し弱っていたり,、羽化直後の柔らかな体だったりすると、襲いかかって獲物にします。
凶暴な「狩猟昆虫」の側面がある。
なんだかな、そういう側面を見逃しているような気がしてしまいました。

★更にですね。天声人語からの引用文中のアリジゴクの話。ちょっと、付け足したいことがありますので、稿を改めます。

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