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2015年7月31日 (金)

トンボの脱け殻

0718_18nukegara1 2015.7.18
これはモノサシトンボの脱け殻です。
胸から白い糸が出ていますが、これは気管の脱け殻。
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腹面から接写。
折り畳み式の「顎」が見えます。
餌の動物が目の前を通ると、この顎を伸ばして捕獲します。
0718_18nukegara3
これはオオシオカラトンボの脱け殻。
細かい毛まできれいに抜けています。
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眼の辺りも割れて殻を脱いだようですね。
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背面を後ろから撮っています。
胸の気管が左右2本、白い糸のように残っています。
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腹部の背側を取り去ったところ。
胸から伸びてきた気管がきれいに見えます。
腹部の気門は気管は幼虫時代呼吸にには使わず、肛門から腸に吸い込んだ水から酸素を得ています。ですから、腹部の気管はおそらく見えないくらいになっているのでしょう。
詳しい解剖ではありませんので、不確実さは残りますけど。

季節柄、ミンミンゼミ、アブラゼミが大合唱。
私の眠りが浅くなり、空が白んでくる4時半過ぎには、鳴きはじめたなぁ、と認識しつまた、うつらうつら。
そのうち、いやというほど脱け殻を見つけることになります。
セミの抜け殻の腹部内部がどうなっているか、意識的に見てみることにしましょう。
白い糸がぬけっがらにいっぱい、ということは知っていますが、胸と腹と、ちゃんと見たことはないものですから。

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