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2015年7月 6日 (月)

楽しい思い出

★こんな記事がありました。

「うつ」改善、楽しい思い出カギ? 理研、マウスで実験(デジタル朝日 2015年6月20日05時00分)
 神経細胞を操作し、過去の楽しい記憶を思い出させると、うつ病のような症状を改善することができたとするマウスの実験結果を、理化学研究所脳科学総合研究センターの利根川進センター長らが英科学誌ネイチャーで発表した。うつ病になると、過去の楽しい記憶が思い出せないことが知られている。チームは、脳内の楽しい記憶の痕跡を活性化することでうつ病が改善できるか調べた。
 オスのマウスにメスと一緒に過ごす楽しい体験をさせ、その時活動した神経細胞群に、楽しい記憶の痕跡が残っていると推定。それらの細胞群に光を当てると、人工的に活性化できるように遺伝子操作をした。
 その後、このマウスに身動きできないストレスを与えた。尾をつかんでぶら下げると、健康なマウスはもがくが、このマウスはすぐにあきらめるなど、うつ病のような症状になったことを確認。次に、楽しい体験を記憶した細胞を光で活性化させると、再びもがくようになるなど症状が改善することがわかった。
・・・(後略)

NHKでも

脳の神経細胞刺激でマウス「うつ」改善(NHK 6月18日 6時27分)
・・・
グループでは、まずオスのマウスにメスと一緒に過ごす体験をさせたあと、ラップフィルムを巻きつけて体を固定するストレスを10日間、与えました。するとマウスは、しっぽを持ってつり下げるような「嫌な刺激」を与えても抵抗しにくくなったり、本来好む甘い砂糖水を好んで飲まなくなるなど、「うつ」の状態を示すようになりました。
しかし、光を使って細胞を刺激する「オプトジェネティクス」と呼ばれる技術で、メスと遊んだ楽しい記憶が収められている部分の脳神経細胞を活性化させると、マウスは再び「嫌な刺激」に抵抗したり、砂糖水を好む行動を見せたということです。
・・・

研究結果については、ふ~んそうなのかぁ、というだけなのですけれど・・・。

ふと、ワタクシ思ってしまった。
      「オスのマウスにメスと一緒に過ごす楽しい体験」
      「メスと遊んだ楽しい記憶」
へぇ、マウスのオスはメスと一緒にいると「楽しい」のかぁ。人間とほとんど「同じ」だなぁ。
でも、ホントかな。「マウスが楽しかった」ってどうしてわかるんだろ。
マウスって「遊ぶ」のかね?
おそらく、「交尾」にかかわることじゃないのか、とは思いますが。
そうならそうで、はっきり書けばいい。別に、恥ずかしがるようなことじゃなし。
{パンダの交尾を「結婚」などという方がよっぽど恥ずかしいと思う私です。}
ま、譲っときますが。

でね、オスはメスと一緒に過ごして楽しかったかもしれないけど。
メスが楽しかったかどうかはわかりませんよねぇ。
「楽しかった」ということを判定する基準が明確じゃないとね。
ひょっとして、メスはオスと一緒に過ごさせられて、ストレスくらってうつ状態になったりしないのか?

下らんことを想像しました。
なんかもうちょっと、「楽しい記憶」を形成する客観的な方法とか、楽しかったかどうかの判断基準はないもんでしょうかねぇ。

じいさんは変なこと考える。

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