オオスカシバ羽化
2015.5.23
あんまり「睨んで」はいませんが、怖い顔して旅立っていきましたよ。
写真左上にケースにくっついた細かいものが写っていますが、おそらく翅の鱗粉を振り落したものではないでしょうか。
羽化直後は翅には鱗粉があり、不透明です。
体が乾くと、ぶんぶんと翅を震わせて鱗粉を落として、翅は透明になります。
おかげでハチと間違える人が出るわけですが、それはオオスカシバの戦略にかなったことでしょう。
5.25
この日もまた一匹羽化。
今回の個体はのんびり屋。
目つきが穏やか、というのも妙ですが、怒ってませんね。
おちょぼ口っぽくって、かわいい。
体は充分乾燥しているはずですが、ゆっくりしているので、飛んでいいんだよ、と指を出したら乗ってきた。
手乗りオオスカシバというのは初めてでした。
やがて、飛び去りましたが、ごく普通に飛びまして、体が重いという感じもない。
虫にも個性があるのですね。
これで、越冬してきた蛹3匹はみんな無事に羽化しました。
ヒメクチナシを舞台とする、我ら夫婦とオオスカシバの「闘い」も始まるなぁ。
こっちが不利だけど。
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