ナガサキアゲハ孵化(3匹目)
2015.5.22(17:43)
夕方。
卵に穴が開いて、中の幼虫の毛が見えました。
(17:47)
頭から出てきましたよ。頭部の両脇に毛がありますが、これが最初に見えた毛でしょう。
(18:00)
向きを変えて、卵殻を食べ始めます。
むしゃむしゃ。これがまた、実においしそうなんですよね。
なんたって、お母さんが持たせてくれた最初の食事だもんな。
(18:06)
夢中です。
卵殻にどういう成分があるのでしょう。
まずは幼虫に口を開かせ、これをかじりなさい、という摂食行動を起動するものがあるのかもしれない。
栄養もあるんでしょうね。かんきつ類の味のエッセンスもあるのだろうか。卵の後は、この味のする葉を食べなさい、とかね。あるいは、成虫の腸内にいる共生細菌を子に伝えるような機能はないのだろうか。いろいろ想像しますが、まったくわかりません。
(18:47)
3匹目もはるばると旅に出ました。
(18:51)
てっぺんまで来てしまった。孵化した場所からはずいぶん遠いですよ、10cm以上あったはず。
この先はないのか、と知ると、すぐに反転して下へ引き返します。
この「先に進めないときの反転」への「決断」はナガサキアゲハの幼虫は非常に速い。
アオスジアゲハの幼虫もかなり速い。
一番もたもたして、なかなか行動を決めきれないのがアゲハの幼虫ですね。
いやあ、一日中ナガサキアゲハの孵化を見続けてしまいました。
充実した一日だったなぁ。なに、二人してわぁ わあ わあ わぁ騒いでいただけですけど。
特に3匹目はじっくり腰を据えてみることができました。
よかったよかった。
« ナガサキアゲハ孵化(2匹目) | トップページ | ジャスミン »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント