« ササグモ | トップページ | ヤマノイモ »

2015年6月30日 (火)

ツユクサ

0609_3tuyukusa 2015.6.9
この青が美しい。
この季節どんどん増えます。
この花にとって、昆虫が訪花して花粉を媒介してくれることが第一。
それがダメだった場合、花が閉じるときに自家受粉をして閉じて、やがて結実します。

春にお話ししましたが。ホトケノザは開く花と、閉じたままの閉鎖花を作ります。
当然、他家授粉が望ましいけれど、保険として閉鎖花もつくる。

ところで、ヤノネボンテンカのつぼみがついた、と以前に書いたのですが、その後開花しません。
妻が発見したのですが、開花しないまま種子を作っているようだ、と。
開花を待っていたので、写真がないのですが、これから意識して撮影していずれお目にかけます。
どうやらヤノネボンテンカは
・開花して授粉昆虫を待ち、他家受粉する。
・花を閉じるときにオシベが曲がって自家受粉もできる。
・閉鎖花を作って、開花せずに自家受粉する。
こういう3通りの選択肢を用意しているようなのです。
これについてはまた後ほど、稿を改めて。

« ササグモ | トップページ | ヤマノイモ »

植物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ