ナガサキアゲハの卵
2015.5.17
12:25頃。庭のキンカンの木に黒いチョウ。
クロアゲハとはちょっと違う雰囲気。ナガサキアゲハかもしれない。
キンカンの葉の間を丹念に飛び、どうも産卵行動をしているように見える。
一カ所だけなら視点を固定して、位置を覚えられるのですが、移動するので、覚えきれない。
飛び去った後で、妻を呼んで、大体この辺りだと思うのだが卵があるかもしれないよ、と告げました。
パソコンで写真を見れば、尾角がないですね、これはやはりナガサキアゲハです。
5.18
翌日夕方5時半過ぎ、水遣りに出ていた妻がキンカンの木を探索しまして、ついに見つけました。
3連の卵!
この写真は妻が自分のコンデジで撮影したもの。
夕方には活動力の低下するワタシ、自分で写真撮るのは後回し。
2015.5.19
見てください。
直径2mm近い卵。
アゲハやクロアゲハの卵を見たことのある方ならわかりますが、これは「超」大型の卵。
ナガサキアゲハでしかありえません。
嬉しいですねぇ。
5.20
色がずいぶん濃くなってきました。
卵の中で発生が進んでいると思われます。
不思議ですよねぇ。一個の受精卵が(昆虫ですから)表割して細胞が増えていくのですが、母親が卵の中に与えた物質分布の不均等が頭尾軸を形成し、体節を作り・・・。
発生というのは、いくら学んでも不思議でなりません。
5.18
これはちょっとナガサキアゲハではないのですが、妻がキンカンの木の間に潜り込むと、こういうことになります。
どんどんどんどん、増えていきます。
二人でわいわい大騒ぎしながら、楽しい忙しさを味わいます。
飼育力の基本は妻にあります。「眼」がいいし、丹念だし。
チョウの飼育歴が40年を超える夫婦なのであります。
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