« 5が10ケ | トップページ | ディジタリス:1 »

2015年5月 6日 (水)

45度日

今日は太陽が春分点から45度進んだ「45度日」で~す。

★5月2日は八十八夜でした。今日5月6日は立夏です。
5月2日の天声人語の冒頭

(天声人語)八十八夜の茶の香り(デジタル朝日 2015年5月2日05時00分)
 つい先ごろまで寒さに震えていたのに、きょうはもう八十八夜、立春から数えて88日目である。・・・

「立春から数えて88日目」ということは誰でも知っていることですが。
ハテ、立春の翌日は1日目なのか2日目なのか?ドッチデショ。
昔からの数え方ですから、おそらく当然、立春の日を「1」とカウントし、翌日は「2日目」でしょうね。「ゼロ」は、なしだろうなぁ。
しかし、カクニンしなくっちゃ。
88days
エクセルのA列に日付関数で立春から立夏まで記入し(ドラッグで)、行番号と対比できるようにしました。
ハイ。2月4日の立春を「1」として、5月2日が「88」です。
あってましたね。ゼロからはカウントしていない。
立春を1としてカウントが始まるのでした。
二百十日なども同じです。

★C列に「太陽黄経」を書き込んでおきました。
春分を0度として、太陽の位置を黄道上の角度で示すものです。
立春は春分の45度手前。立夏は春分から45度進んだ位置。
立春から立夏まで、90度進むわけです。
地球の軌道は楕円ですから軌道速度は一定ではなくわずかに変化しますが、めんどくさいので、真円の軌道を一定の速さで進むと近似してみましょう。
すると、360度を365日で進むのですから
360/365=0.9863度/日
大雑把には一日一度進むと考えて大きな誤りはありません。
立春から立夏まで、90度を約90日で進みます。(ちゃんと計算すると91.25日ですから、92日ですか。表をご覧ください、92行目に立夏があります)。
というわけで、
八十八夜は立春から88度進んだ位置に太陽がありますので、もうすぐ立夏だね。と。
   夏も近づく八十八夜♪
というのはそういう意味なのですね。

今年、二百十日は9月1日です。
夏台風の時期が過ぎて、秋台風の季節ですね。
そのことを知らせ、警戒を心がけるように、というのが二百十日です。

旧暦は「月」の暦なので、季節とは一致しなくなります。
そこで、季節を生み出す「太陽」の暦を書き込みたい。それが二至二分四立や二十四節気であり、二百十日などなのです。
旧暦のカレンダーから季節は把握できません。
太陽暦である二至二分四立や二十四節気で季節を知ることができるのです。
この辺りを理解していない方が多くてね。哀しい。
二至二分四立や二十四節気は「古い暦の言い伝え」だから、まだ暑いのに立秋になった、とか文句を言うんですね。
一方で、「古いものはよいものだ」という懐古的な思い込みから、古い二至二分四立や二十四節気は優れていると思ったり。
どちらも間違いなのですね。
「日本人の優れた感性」なんて「日本人スゴイごっこ」はやめましょう。世界中の人がみんなスゴイのです。みんなそれぞれその土地の季節を生きているのです。日本人だけが季節感に優れているとかいうわけではありません。

素直に、太陽暦によって、太陽が生み出す季節を知り楽しめばよいのです。

★ちなみに、
春分を「 0度日」
清明を「15度日」
穀雨を「30度日」
立夏を「45度日」
小満を「60度日」
芒種を「75度日」
夏至を「90度日」
・・・
といっても何の差し障りもないですね。
変な「色」がついてないだけさわやかかも。{「さわやか」は秋の季語です}
「おぉ、太陽がここまで進んだか」と体感するにはこの方がいいかもしれないですね。

« 5が10ケ | トップページ | ディジタリス:1 »

人事」カテゴリの記事

理科おじさん」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 5が10ケ | トップページ | ディジタリス:1 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ