アメリカフウロ
2015.4.18
アメリカフウロの葉と花の特徴を。
昔は雑草なんて、どこにでもあるようなものでしたが、最近は逆に、雑草ですからちゃんと見ないと見つからない。
園芸家は雑草みんな抜いちゃうし。公園も手入れがやたらといいし。
そもそも雑草が茂るべきむき出しの地面というものが都会では減ってしまった。
どうぞ、雑草をはやしてください。いろいろ面白いんですから。
4.27
実と子房の関係が見えるでしょうか。
知っていれば、なるほどはじめはこうなのか、とわかるんですけど。
5.5
熟すとこういうふうに黒くなります。
この独特の姿は一度覚えれば忘れない。
で、これが弾けますと
こうなります。
てっぺんを支点にして、果実の皮が反り返り、種子を跳ね飛ばすわけですね。
バスケットが残ってます。
まるで「投石器」ですね。
植物が開発した種子を撒布する方法には全く驚かされます。
カタバミやスミレやカラスノエンドウなど、いろいろ弾けますが、このアメリカフウロもまた、非常にユニークな方法です。
探してみてください。
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