ノミノツヅリ
2015.4.18
ノミノツヅリの花を一輪摘んで、思い切り接写。
メシベは3裂しているようですね。
葯が白いオシベが5本、葯がピンクのオシベが5本あるようなのですが、これが役割分担なのか成熟度の違いとかなのか、よくわかりません。
ホントに小さい花です。
4.24
この雑然とした美しさをご覧ください。
右上にポピーのつぼみ。
青い花はフラサバソウ。
左にドクダミの葉かな。
アメリカフウロの葉も見えています。
で、肝心のノミノツヅリの全体像をお目にかけようと思ったのですが、なんだかなぁ、よくわからない。
花の付近はこういう具合です。
この葉を、蚤が着る「綴り」にたとえたということです。
つづり【綴り】
①つづること。つづったもの。
②つぎあわせた着物。粗衣。また、袈裟。僧衣。今昔物語集[15]「頭の髪は三、四寸ばかりに生ひて―を着たり」
③(spelling)印欧語などの単語を構成する字母の配列。
広辞苑第六版より引用
この②の用例ですね。
しかしなぁ、ノミがねぇ、着るかよ。逞しい想像力です。
ちょっと気になることがありまして↓
http://matsue-hana.com/hana/nominotuduri.html
ネバリノミノツヅリ(粘り蚤の綴り)
1~越年草
ノミノツヅリのうち、茎、葉、萼など全体に腺毛があるものを、変種としてネバリノミノツヅリという。最近道路の路面間隙雑草として分布を広げているようで、帰化植物ではないかと疑われている。花期は3~6月
学名は、Arenaria serpyllifolia var. viscida
ナデシコ科ノミノツヅリ属[ノミノツヅリ(Arenaria serpyllifolia)]
日本全土の道ばたや荒れ地、畑などに多い高さ10~25cmの1~2年草。根元からよく分枝し、全体に短毛がある。葉は対生し、長さ3~7mmの広卵形~狭卵形。花は白色の5弁花で直径約5mm。花柱は3個。さく果は6裂する。花期は3~6月。(野に咲く花)
私が見たものが、「腺毛」があるものなのかどうか、判断できません。
この後、周囲のいろんな草草が猛烈に茂りまして、ノミノツヅリは埋没してしまいました。
位置の記憶は定かではないし、実を観察することはできそうにありません。
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