シャガ
2015.3.24
シャガのつぼみは独特で
「板状」なんですね
同じアヤメ科のアヤメやカキツバタのつぼみがどうだったか、平らだったような気もしますが、記憶(と頭髪)はもう薄くってよくわかりません。
シャガは庭にあって毎年見るので、記憶がリフレッシュされて、おぉ板状のつぼみだ、もうすぐだ、とわかります。
3.25
これは上の写真のつぼみのついた一群とは別の場所。
家に接したJRの用地に移動していった株。
日当たりがよいというわけではないのですが、先行して咲きました。
3.27
こちらは庭のシャガ。
葉の縁がちりちりと細かいしわになっていたりして、細工が細かい。でも過剰な装飾でもない。ほどよくっていいですね。
しゃが【射干・著莪】
アヤメ科の常緑多年草。山地の陰地斜面などに群生する。高さ30~60センチメートル。厚くて光沢のある剣状の葉を叢生。花はアヤメに似るが小形、白色で紫斑があり、中心は黄色。果実を結ぶことなく、地下茎でふえる。漢名、胡蝶花。<季語:夏>
広辞苑第六版より引用
季語が夏だというのは納得いきませんね。
3月から5月初めくらいでしょう、普通の花期は。
立夏ごろまでは咲くかもしれませんが、だからといって夏の季語だなんて。
{スミマセンガ}感性を疑ってしまう{ゴメンナサイ}
★季語で思い出したのですが。
4月13日付の朝日歌壇にこんな歌がありました。
䘠寅さんが冬の「季語」とは知らなんだ薄着の似合う涼しい男が:(東京都)石島正勝
ビックリしましてね、検索してみたら、男はつらいよシリーズの映画が正月映画だったことによるものだそうです。寅さんという人物ではなく、寅さん映画が冬だということのようです。それにしてもちょっとなぁ。
「寅さん見ての帰り道」とかなんとか、映画を見たとわかるようになっていれば、ははあ正月の句なんだな、という仕掛けなんですね。季語って、どうも、「カンにさわる」事が多くていけません。
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