今年はウソつきません
旧聞に属しますが。
2015.4.1
私、4月1日の東京新聞が好きです。
以前、東京タワーが傾いた、というのに、引っかかったワタシです。愉快愉快。
今年も期待して買ってきたら、写真のような目次。
そうなのか。でもそれ自体がウソだったら面白いよな。
よく見ると、下の行。
笑ってしまいました。
特集面へ行きましたら。いろいろありましたが・・・
将棋VS囲碁
盤上の異種格闘戦 可能に
プログラム「盤王」開発
というのがありまして、これ面白かった。
発想がいいですね。囲碁と将棋が闘うなんてすばらしい。
4月1日の東京新聞には別刷りで教員の異動が載ります。以前の同僚はどこへ行ったかな、と見るのが恒例でしたが、さすがに退職してずいぶんになり、もう知っている人も少なくなってきた。来年からは4月1日特集だけを楽しみに読みますかね。
★ところで、冒頭の写真をみていると、気になりませんか?
自己言及のパラドックスというやつ。
「この文は偽である」
というやつですね。代表的なのは。
「この文は偽である」が真なら、それは偽であることになります。
そうすると
「この文は偽である」が偽なら、それは真ですね。
「私は嘘つきである」
クレタ島の人が言った「クレタ人はみんな嘘つきだ」と。
頭の痛い話です。
こういうのも有名。
ある村の床屋さんが言った。
「私は自分でヒゲを剃らない人の髭は必ず剃ります。それ以外の人の髭は剃りません」
果たしてこの床屋さんの髭は誰が剃るのか?
★エイプリルフールの特集が「ウソをつかない」という特集ねぇ。
なかなかに楽しい特集でありましたよ。
★夕べの朝日新聞夕刊。
(バイブルをたどって 戦後70年:4)何を捨て、どこへ行こう(デジタル朝日 2015年4月27日16時30分)
この連載に、寺山修司の話が載っておりました。
{昔住んでおりました世田谷の家の近くに、寺山修司さんのスタジオがありまして、身近な存在ではあったのですが、本を読んだこともないし、演劇を見たこともないという、ぼんやり男です。}
さて、その寺山修司の有名な著作について、ふと思ったこと。
「書を捨てよ、町へ出よう」という書を出版することの意味ってなんだろう?
捨てられるべき書を刊行してどうすんの?
「書を捨てよ、町へ出よう」という書を読んでいいのかなぁ?
くだらない思念が湧いてきましたことよ。パラドックスの話を書いていたせいです。
「人事」カテゴリの記事
- 「父」からの脱出(2023.06.01)
- 子供達に、1番に笑ってほしい!そしたら大人は頑張れるんだ!!(2023.02.20)
- クリスマスの足袋(2022.12.25)
- 日食月食(2022.11.21)
- 朝日川柳欄から(2022.11.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント