ひな祭り
これは今年入手したガラス細工の内裏雛。
シンプルに内裏雛一対、というのが好き。
親王飾り、ともいうのでしたっけ。
豪勢なのは苦手です。
いろいろ楽しんでおります。
なぜか猫が顔を出しているのが我ら夫婦らしいところで。
★以前にも書きましたが、「うれしいひなまつり」という歌は、ちょっとなぁ、困ったもんです。
うたの旅人(朝日新聞デジタル 2012年3月2日)
捨てたいのに広まった 「うれしいひなまつり」サトウハチロー作詞東京都台東区の浅草橋一帯には、ひな人形の店が並ぶ。その一つ「吉徳」は、江戸時代中期の1711(正徳元)年から300年以上も続く老舗です。
同社の資料室長で日本人形玩具学会の代表委員である小林すみ江さん(81)を訪ねると開口一番、「この歌は困るんです。みなさん、歌の通りだと思い込まれていて」と苦笑されました。
歌詞では「お内裏(だいり)さまとおひなさま」とあるが、正しくは男雛と女雛で、男女の人形一対を指して内裏雛と言うのです。また、赤い顔は右大臣でなく左大臣の方なのでした。
実は、こうした歌詞の間違いを最も気にしていたのが、作詞した当のサトウハチロー(1903~73)でした。
岩手県北上市にあるサトウハチロー記念館の館長、佐藤四郎さんはハチローの次男です。「父が自分の作品の中で一番嫌ったのが、この歌。我が家ではこの歌の話はタブーでした」と話してくれました。
四郎さんが大学生のころ、テレビからこの歌が流れるたびにハチローが「おい、四郎、スイッチ切れよ」と言われました。「できることなら、この歌を捨ててしまいたい」とも。
しかし、歌は残りました。しかも、ハチローの思惑とは裏腹に、皮肉にもハチローが作詞した中で最もよく歌われる歌の一つとして。・・・
お内裏様と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔
敬愛する兄の妻ならば「めびな様そっくり」とほめたたえる方がいいと思うなあ。
自分の位置決めはどこなんですか?
私家版・試版
男雛様とと女雛様
眉目(みめ)佳いお顔のお二人は
兄様 姉様そのままに
私は官女をいたしましょ
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