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2015年2月 2日 (月)

ツマグロキンバエ

1230_13tumagurokinbae1 2014.12.30
私の目がいかにいい加減か、という証拠写真を撮ってしまいました。
サザンカの花にツマグロキンバエがいて、体の掃除をしていました。
もうちょっと頭部をとりたいな
1230_13tumagurokinbae2
とアングルを変えて、大していい写真も撮れませんでしたが、まあいいや、と退き下がったのです。
で、パソコンでチェックしていたら
ナント!!!
もう一匹いたのかよ!
現場では上の個体の存在に全く気付いていませんでした。
下の個体について、アングルを考えて体をひねって、撮影していたのです。
これほど明瞭に視野に入っていたものを全く気付かないとは。
人は見たいものしか見ない、ということをつくづく思い知らされました。

★心理学の実験があるそうですね。
白シャツを着たチームと黒シャツを着たチームのバスケットボールの試合をビデオで見てもらいます。
白シャツの選手がパスをする回数を数え、黒シャツの選手のパスは無視するように頼むのだそうです。
で、まあ、見た人は依頼通りにパスの回数をカウントするのですが・・・。
実はビデオの途中で、ゴリラの着ぐるみを着た女子学生が登場し、選手の間に入り込み、カメラの方に向かって胸を叩き、そのまま立ち去る、という9秒のシーンがあったのだそうです。
で、パスをカウントしてもらった被験者に訊ねると、約半数の人がゴリラを見落としていた、というのです。
こういうのを「非注意による盲目状態」というのだそうです。
「目に見える世界のある一部や要素に注意を集中させているとき、人は予期しないものに気づきにくい」

参りましたね。これです。予期しないものは見えないのです。
自分は世界のすべてを見ている、などと思ってはいけません。
恣意的に見て、恣意的に構成し直した世界を見ているのです。
つくづく、注意が必要だと思うようになりました。

これは、まだ読了していませんが現在進行中の読書のおかげです。
「錯覚の科学」クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズ著、木村博江訳、文春文庫 S 14 1
この本です。衝撃的です。

で、さらに次の本も控えていまして
「つくられる偽りの記憶 あなたの思い出は本物か?」越智啓太著、DOJIN選書 062、化学同人
読書スピードも落ちてきまして、読みたい本を読みつくしたいという読書欲求は叶えられなくなっています。
人生の終盤戦はもっと読書に費やしましょう。

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