ひつじ、もじもじ
★今朝の朝日新聞の朝刊にタイトルのような記事が載っていました。
ひつじ、もじもじ イベントで「未」の字 千葉・マザー牧場(2015年1月5日)
千葉県富津市のマザー牧場で、約150頭の羊が今年の干支にちなんで「未(ひつじ)」の字をつくるイベントが開かれている。4日も羊たちがスタッフと牧羊犬に先導されて登場。あらかじめまかれた干し草や配合飼料を食べ始めると、「未」の字形になった。2月1日まで。入場料は中学生以上が1500円、4歳から小学生は800円。
これを読んで、思わず作りたくなってしまいました。
これ↑
「羊」でできた「未」です。
これを「生きた羊」でやって「未」にしたのが冒頭の記事ですね。
餌をまいておいて、そこに羊が集まるという、いいアイディアですね。
昔、SHARP X1を使っていた頃。工業高校の電子科の担任をしたとき。(もう30年くらいも昔かな)
クラス通信「C2通信」で、こういう文字遊びをよくやったものです。
HuBASICという優れものでね。(HuBASICを使いたくてX1を買ったのです。N88BASICより圧倒的に優れていた、と個人的には思っています。)
生徒も電子科ですので当時のマイコンを学習していましたし、担任がマイコン遊びをするとうけたものです。
当時は、漢字ROMから漢字のドットパターンを読み出して、そのパターン通りに文字を並べたり、自分で作ったドットパターンを16進数化して、漢字ROMのパターンと差し替えたり。
いろいろやりましたよ。
今回は、エクセルのVBAです。(このブログで以前同じようなことをやったことがありますね。)
26×26の範囲に、文字パターンを「@」で手描きし、それをプログラムから読み取って横にずらした場所に漢字を書く、という単純なプログラムです。
プログラムの様子がわかりやすいように、冒頭の図では行や列も表示しておきました。
Sub hituji()
Dim i As Integer, j As Integer
For i = 1 To 26
For j = 1 To 26
If Cells(i, j).Value = "@" Then
Cells(i, j + 26).Value = "羊"
End If
Next j
Next i
For i = 27 To 52
For j = 1 To 26
If Cells(i, j).Value = "@" Then
Cells(i, j + 26).Value = "未"
End If
Next j
Next i
End Sub
後はもう、適当に。組み合わせで、文字を入れ替えます。
「ひつじ」でできた「羊」
字が重なってしまって、変な具合。列幅を調節していませんのでこうなりました。
「未」でできた「未」。入れ子構造ですね。
その未がまた未でできていたら・・・フラクタルと言いますか。
未の中に未、未の中に未、未の中に未・・・寝つきが良くなるか、目が冴えて眠れなくなるか。知りません。
ちょっと「やぎさんゆうびん」を思い出しますね。
もちろん、「羊」でできた「羊」も簡単です。
組み合わせ。
最後に
羊の姿をした狼です。
{「羊が集まって狼になる」というのはめんどくさいからやりません。}
お楽しみいただけたでしょうか。
この画像にコピーライトを主張しませんので、どこかへ貼り付けて使っていただいていいですよ。
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