マフラーを編み上げた羊さん
★今朝、朝日の医療サイト「アピタル」を読んでいましたら、樋口彩夏さんの連載の新しい記事が載っていました。
樋口彩夏さんは、下のような事情で車いすで活動なさっている若いお嬢さんです。
・・・いつも外を走り回っていたお転婆娘が、14歳・中学2年の時、骨盤にユーイング肉腫(小児がん)を発症しました。
抗がん剤、重粒子線、移植などの治療を終えたものの副作用や後遺症のために9年間、入退院の繰り返し。その影響で下半身不随となり、車椅子で生活をしています。「普通の生活」に戻りつつある今、「いつ、誰が、どんな病気や障害をもっても、笑顔で暮らせる日本にしたい!」を目標に模索を続けています。
★それで、わぁ!と思ったのが下の内容。
http://apital.asahi.com/article/ayaka/2015010600013.html
彩夏の“みんなに笑顔を”
《83》 健康で、計画性のある1年に 樋口彩夏
2015年1月 7日あけましておめでとうございます。
2015年、未年ですね。
・・・
年賀状発行枚数は減少傾向にありますが、今年の年賀はがきには感動しました。
日本郵便が販売している、無地・インクジェット用の年賀はがきにまつわる話です。2015年は未年。
切手部分には、マフラーを巻き、片手に棒針を持った羊が描かれています。
12年前、2003年の未年はというと……。
切手部分に描かれていたのは、マフラーを編んでいる羊のイラストでした。
なんと、ひつじさんが12年かけて、マフラーを編み上げたのです!
編みかけのセーターを2年も放置している私には、遠く及ばぬ一大事。
ひつじさん、頑張りましたね。
はがき下部のお年玉くじ部分には、帽子と手袋も描かれていることから、きっと一生懸命に編んだのでしょう。
2003年と2015年のひつじの容姿を比べると、幾分かほっそりしています。
もしかして、自分の毛で編んだのか!?と想像がふくらみます。
切手部分のデザイン担当者が、偶然おなじ人だったことから生まれたストーリーだそうです。
粋な演出に心が和みました。
・・・後略
★そうなの!自分ではもう数十年も年賀状を出さない人ですし、年賀はがきのデザインなどほとんどちゃんと見たことはなかったのですが。
ホントだ!マフラーして編み棒を持っている!編み上がったんだね。
しかも、「年賀」という縦書きの文字の周りは輪針!、後ろの縦線は編み棒!やら鉤針!じゃないですか!
こんなところにそんな工夫が施してあったとは!
やたら「!」ばっかりです。
くじの部分の写真。
なるほどね~、帽子とミトンなんだぁ。凝ってるなぁ。
さてさてみなさん、12年前の未年の年賀状を探し出してください!
「マフラーを編んでいる羊のイラスト」だそうですヨ。
ひゃぁ、12年かけてちゃんと編んだんだ!えらいねぇ。
12年前の樋口さんは中学生だったと思います。ちゃんと取っておいたんですね。スゴイ。
12年後もまた、このデザイン担当者で、素敵な羊に会いたいですね。
私はちょっとどうなってるかわかりません。79歳になる正月だもんなぁ。
みなさんは、ぜひ覚えておいてくださいね。
★年賀はがきの写真を撮っていたら、外に幼い人たちの声。
今年最初のお散歩隊。家の前をたっぷり走り回っていました。我が家周辺に暮らす猫たちを発見したらしく、にゃぁにゃ!とおおはしゃぎ。
いい日だ。
年賀状の話を書こうとして、初お散歩隊も来てくれた。
今年もきっといい年になります。
幼い人が元気なら大丈夫。
じいさん・ばあさんは家の中から祝福を贈っておりました。
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