フタモンアシナガバチ
2014.11.21
サザンカの花にフタモンアシナガバチがいました。
林立するオシベをかき分けて潜り込んでいきます。
奥に蜜があるのでしょう。
ちゃんと顔面を見ていなかったので、撮影時には、この個体をメスだと思っていました。
オスの特徴として、顔面が黄色いこと、触角の先端部が丸くカールしていることが挙げられますが、触角をちゃんと見ていませんでした。
少し前まで、線路際の柵でオスたちが日向ぼっこしながら押し合いへし合いしていたのが終わっていましたから、もうオスはいない、多分これはメスだ、と判断していたのです。
でも写真をよく見ればこれはオスですね。
花から飛び去ったので気を抜いたら、葉の上でまた見かけました。
脚の掃除なんかしています。
てっきり、さっき花にもぐっていって体についた花粉を掃除しているのだと思いました。
ところが、パソコン画面で見てみると、触角が違うんですね。
後の2枚は触角が棒状です。
これはメスです。
てっきり1個体を見たつもりが、雌雄2個体を見ていたのです。
迂闊でした。
こんなことは現場で気づいていなければならなかった。
思い込みでものを見ると失敗します。
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