squirrel away
★こんな記事がありました↓
リス、せっせと冬支度 岩手・滝沢森林公園(朝日新聞 2014年11月18日)
滝沢市の滝沢森林公園ネイチャーセンターで、ニホンリスがせっせと冬支度にいそしんでいる。地中に木の実を埋めたり、巣の材料にするため木の皮をむいたり。森の中を忙しく走り回る愛嬌ある姿を、訪れた人がにこやかに見つめている。
・・・
英語でリスはsquirrelですね。もちろん名詞。
で、もしsquirrelを動詞として使うとどんな意味になるでしょう?
http://dictionary.cambridge.org/dictionary/british/squirrel-sth-away
squirrel sth away
to hide or store something, especially money, in order to use it in the future:
{「sth」という略語は正式に学んだことはないですが、上の脈絡からいくと多分「something」でしょうね。}
隠したり貯めこんだりするという意味になるんですねぇ。
リスの冬支度行動をよく知っていて成立する言葉ですね。
もちろんこの言葉の対象は人間ですよ。
あいつは資産を squirrel away していたんだ。
とかね。
動物としてのリスの行動には、もう少し先がありましてね。
リスは木の実を埋めた場所を記憶していて(「脳内の地図に」といえば今年のノーベル生理学・医学賞とからんでくるかな)、冬本番にはそれを掘り起こして食べるわけですが・・・。
時々、どこに隠したか忘れるんですね。
で、忘れられた実は、季節が巡って発芽して成長する。
このように、リスに隠されて忘れられたおかげで生息範囲を広げていくことができる、ということが、木の繁殖戦略でもあるのです。自然界ってすごい相互作用の中にあるんですね。
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