イチモンジセセリ
2014.9.30
求愛してます。
下がオス、上がメスでしょう。場所はランタナ。
今さかんにイチモンジセセリが活動していて、それが昔カマキリを飼っていた時代を思い出させます。
10月に入るとカマキリの季節ははもうそろそろ終わりなのですが、餌の方も少なくなってくる。
オンブバッタがいればそれを捕まえる。
そして、イチモンジセセリも餌になるんですね。
素早いチョウなんですけど、どういうわけか妻はイチモンジセセリを素手でひょいとつまんで捕まえてくるのです。
あれは不思議な技です。
というわけで、10月に入るころにもイチモンジセセリは盛んに活動を続けるということを思い出します。
耳元をイチモンジセセリが飛ぶと、ぶーんとかなり大きな羽音がしますよ。
知らないとびっくりして怖くなるんじゃないかな。
★ところでまた「昆虫はすごい」という本の登場です。
この本はすごい。
日本のほかのチョウでは、セセリチョウ科のイチモンジセセリが長距離移動をすることがわかっているが、どのように移動するかなど、詳しいことはわかっていない。
えっ、そうなんだ。子どものころからなじみのチョウですが、知らなかったゾ。わぁ、不注意なことでした。イチモンジセセリを見る眼つきが変わってしまいましたね。尊敬のまなざしだ。そうなのか、君たちってすごいんだね。
http://www.museum.osakafu-u.ac.jp/html/jp/natural/detail.php?scene=10&id=347
イネの害虫として有名であるが、食草はイネ科植物全般である。4月頃から見られるが晩夏に個体数を増し、11月頃まで花で吸蜜しているところをよく見かける。成虫は長距離移動(渡り)をすることでも有名であるが、実態は不明である。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/24/10/24_10_690/_pdf
西へ行くチョウ-イチモンジセセリの謎
↑これすごく詳しいです。関心がおありでしたら、ぜひどうぞ。
いやあ、無知蒙昧とは私のことそのものなんだなあ。
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