オンブバッタ:2
朝日歌壇(2014/10/6)
紫蘇好きのオンブバッタの穴あけし紫蘇に花咲きほのかに香る:(松戸市)猪野富子
笑ってしまった。
私共のイメージとしてはオンブバッタは単子葉植物の葉っぱをたべるような気がしていたのです。ところが、オンブバッタのシソ好きにはマイッタ。
それと、これはある程度以前から知っていましたが、オンブバッタは「葉に穴を開ける」。
葉の縁からえぐるように食べるんじゃないんですよね。ある意味「平ら」な葉に穴を開けてしまう。
左右に開く顎なのに、どうやって穴を掘るんだよ、という気分なんですが・・・。
2014.10.7
我が家のシソは花がほとんど終わりですからもう香りませんが。
シーンとしては冒頭の歌そのままです。
ブルーオーシャンの葉の上のオンブバッタ。
ブルーオーシャンの葉に開けられたこの穴、「責任者」は絶対オンブバッタだよなぁ。
短い短歌の中に、紫蘇好き、穴開けという二つの特徴が見事に詠みこまれております。
虫好きの私も虫の歌を詠むべきか。いや、私ゃ詩人じゃないからなぁ、無理ですね。
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