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2014年9月 2日 (火)

コミカンソウ・コニシキソウ:1

★午前中、土曜の本屋散歩で、「身近な雑草のふしぎ」森昭彦 著、サイエンス・アイ新書 というのをパラパラと立ち読みしていましたら、「コミカンソウ」というのが紹介されているのを発見しまして、あぁ、これだ!と内心で叫んでしまいました。
もうこの本、買うっきゃない。
本に掲載されている写真、葉の付き方、茎の色の具合、まったく我が家で見つけてマメ科かなと悩んでいたもの、そのものでした。

帰宅途中で降り出した雨もほとんどやみましたので、コーヒーを飲んでから3時ころに写真を撮りに出まして。
0823_6komikansou1 2014.8.23
葉の出方が互い違いです。オジギソウとは違う。
0823_6komikansou2
いろいろ撮ってみて。

「身近な雑草のふしぎ」森昭彦 著、サイエンス・アイ新書 から引用。

・・・
 花期は7月~10月にかけて。葉っぱの合間に、小さな花がきちんと整列して並ぶ。・・・
 やがてこれが結実すると――なんとも愛らしいちびミカンの大行進となる。ひと枝に鈴なりになるので、全草をながめると壮観。秋風にコロコロと揺れる姿は愛嬌にあふれ、いっぺんで好きになること請け合い。・・・
 かわいいばかりではなく、『本草綱目啓蒙』にもでてくる由緒も正しき薬草で、珍珠草(ちんじゅそう)、狐茶袋(きつねのちゃぶくろ)という名で解毒剤とされていた。・・・

図の解説
・オジギソウに似た葉。よく見るとキレイに互い違いに生えている。
・――マメ科に似てる?――
 葉の風合いがクサフジやレンゲと似ているが、あちらは複葉(小葉が集まったもの)で、こちらはおのおのが独立した葉である。
・ちびミカンは葉柄の付け根に並ぶ。
・ちびミカン
 ちびミカンは直径3mm未満。はじめはグリーンで熟すにつれて赤味と凹凸を生じるようになる。

まったく記述どおりです。
0823_6komikansou3
下の方に、小さな葉序も出ていました。
うれしいな。
この時点では、花も実も気づいていません。

さて同書にはコニシキソウもそばのページにあって、あ、これなんだ、と了解。
0823_7konisikisou_senro
これは線路際のもの。最初に気づいた株です。
よく見ると何か所かに顔を出しているのでした。
0823_8konisikisou_hati1
こちらはタチアオイの鉢に顔を出した株。
ふ~ん。気づいてみればあちこちにいたんだね。

部屋へ戻って、パソコンに取り込んで、眺めていたら。
あれぇ!
ひょっとして、花が、実が、ついてるみたい!
あわてて階下へ降りて「てぇへんだ!おやぶんてぇへんだ」
何よ、と妻は笑っていましたが。
コミカンソウに「コミカン」がついているかもしれない、と伝えたら
まあ、そうなの!
と、二人で飛び出しまして。
こういうのを「おっとり刀」ならぬ「おっとりカメラで馳せつけた」といいますかね。

そこで撮影した画像は次の記事で。

おっとり‐がたな【押っ取り刀】
急な場合に、腰にさす間もなく、急いで刀を手に取ること。大急ぎで駆けつけるさまにいう。
広辞苑第六版より引用

「おっとり」というのが「ゆったり」のように受け取られて、語の意味が変化してきているという話がありました。
http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/55113.html

2010年5月18日(火)
「おっとり刀で駆けつける」とは、一体どんな風に駆けつけることなのでしょうか?東京渋谷で皆さんにお聞きすると、年齢に関係なく大半の人が「ゆっくり、慌てずに後からやってくること」と解釈していました。しかし「おっとり刀で駆けつける」とは、【取るものもとりあえず急いで駆けつけるさま】のことなのです。なぜこうした誤解が生じるのか。これは普段「おっとり」を"ゆったり、のんびり、落ち着いた"という意味で使うからなのでしょう。しかし「おっとり刀」の「おっとり」は全く別の言葉。漢字では「押っ取り」と書きます。この「押っ」は、【無理に、強いて】を意味する「押し」(例:押し通す)が変化した接頭語。「押っ」とつまることで、特に【勢いよく、いきなり~する】という意味の強調表現になります。つまり「押っ取り」=【急いで手に取る】ことなのですね。強調の「おっ」がつく言葉は、「おっぱじめる」「おっかぶせる」「おったまげる」「おっつける」などたくさんあります。室町末期ごろから見られる俗語的な使い方で、後に江戸で盛んに使われたようです。さて、この「おっとり刀で駆けつける」は、江戸時代の侍の作法から生まれた言い回しです。通常、刀は左腰にさしますが、部屋に集まる時などには攻撃の意志がないことを示すため、刀をすぐに抜くことができない右側に置くのが作法でした。緊急の際には、その刀をばっと手に取り、そのまま駆け出した。そこから「おっとり刀」=【刀を腰にさす暇もなく手に持ったままであること】→【取るものもとりあえず大急ぎで駆けつけるさま】を意味するようになったのです。今や、刀は縁遠いものになり、こうした言い回しも消えつつあるのかもしれませんね。

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