コミカンソウ・コニシキソウ:2
2014.8.23 3時半ころの撮影です。
(前の記事から続き)葉を上から撮った写真で、その葉の「間」に何かが見えたのでした。
葉を持ち上げてみると、ナント!!わぁ。
「青いコミカン」が並んでいる。
赤く色づき始めたのもある。
これをミカンに見立てますか。う~ん、すごいな。
茎の付け根付近から、先端へ向かって並ぶ姿。
葉と実の関係。
あまりにも小さくて、ぼんやりしか写っていませんが、花。
参りました。
「身近な雑草のふしぎ」で、著者の森さんは
初めて出逢ったとき、腹を抱えて笑い転げたものである。男性ならばやはり笑い、女性はカワイイと嬌声を上げる。コミカンソウは、夏のひそかな人気者。
こう書いておられます。笑い転げはしませんでしたが、わぁわぁと大騒ぎしたことは確かです。
「意表を衝かれて」ということですよね。思いもしないものを見ると笑ってしまう。
こういう花や実の付き方は経験ないものなぁ。
独りで勝手にやってきてくれてありがとう。です。
どうやってやってきたものやらね。
コニシキソウの方は
ちゃんと見れば、実や花が見えるんです。
ぼんやりですみません。ホントに小さい花です。
雄花と雌花がひとつずつ写っているように思います。
★「雑草図鑑」から↓
トウダイグサ科の特徴として。
・花は独特の杯状花序という形
・5個の総苞片が合着して杯状のつぼを作り、中に数個の雄花と1個の雌花がある。花弁はない。1個の花序では雌花が先に現れ雄花が後から現れる、
★我が家のコミカンソウは1株ですが、コニシキソウは、気づいてみると、3~4株あるみたい。
これもまぁ、どうやってやってきたものやら。
いろいろな雑草の芽生えを抜いてしまわない、というところから、こんな発見が生まれてくるのですね。
楽しい雑草生活だなぁ。
★「身近な雑草のふしぎ」から↓
コニシキソウは種で増える。・・・葉茎の合間にちょこちょこと(花を)並べ、甘い香りでアリンコを誘っている。連中が受粉を助けていたのだ。・・・
なるほど、アリがポリネーターでしたか。
★コニシキソウは小錦草です。でも、相撲の小錦さんとは無関係。
小・錦草ですね。
おもいろいことに、オオニシキソウというのもあるようです。
相撲の小錦さんが現役時代、この人を小・錦と呼ぶのは辛い、大・錦と名乗るべきなんじゃないか、なんて笑いましたっけね。
★この夏はものすごく楽しい経験をしてしまいました。
ありがとう。
« コミカンソウ・コニシキソウ:1 | トップページ | モンシロチョウ »
「植物」カテゴリの記事
- 珍しい花の記事を書きました(2023.06.06)
- 奇数は対称性がいい(2022.07.11)
- てきちょく(2022.06.13)
- ガザニア(2022.05.30)
- ネギ坊主(2022.05.30)
コメント