いえ、どうということもないんですが・・・
★今朝の朝日新聞の1面に
「(ザ・テクノロジー)第3部 バイオ編:下 最強の糸、編み出す微生物(2014年8月20日)」
という記事がありまして。
これを見て私は、「『編む』というのは糸を使って布やなんかをつくること。この記事は、クモの遺伝子を微生物に組み込んで糸のたんぱく質を作らせて人工的にクモの糸を作ろう、というのだから『つむぐ』だろうに」と、ぶつぶつ、文句の多い爺さんで。
妻も賛同してくれましたが。
つむ・ぐ【紡ぐ】
他五綿または繭を糸縒車(いとよりぐるま)にかけ、その繊維を引き出し、撚よりをかけて糸にする。大唐西域記[平安中期点]「紡績(ツムキウム)」。日葡辞書「ワタ・イトヲツムグ」
広辞苑第六版より引用あ・む【編む】
他五
①糸・竹・籐とう・針金・髪などを打ち違えに組んで、衣類・敷物・家具・垣・髪型などを作る。万葉集[12]「畳薦たたみこも重ね―・む数夢いめにし見えむ」。「毛糸で手袋を―・む」
②諸書の文を集めて書物を作る。編集する。日葡辞書「キャウ(経)ヲアム」。「歌集を―・む」
広辞苑第六版より引用
そうだよなぁ。
★さて、自室でパソコンを立ち上げて、ニュースに目を通していたら、全く同じ内容のニュースのタイトルが
(ザ・テクノロジー:16)クモの糸、微生物が紡ぐ(2014年8月20日02時11分)
こうなんですよ。
会員制で朝刊記事が全部読めますが、念のためそっちも覗いたら
(ザ・テクノロジー)第3部・バイオ編:下 最強の糸、編み出す微生物(2014年8月20日05時00分)
おや、アップした時刻が「編む」方が遅い。どうしたことでしょうね。
だからなんなのさ。
いえ、それだけです。スイマセン。
言葉を基本的な商売道具にしているんですから、もう少し「繊細・敏感」になったほうがいいんじゃない?
というだけです。
{NHKのニュースにも鈍感な言葉づかい、多いですね。イライラする。}
一応、私も教師でしたから、言葉は重要な道具。それなりに自分を鍛えたつもりなんだけどなぁ。
爺さんの、うるさいどうでもいい小言として聞き流してください。
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